世界第3位の経済大国である日本は、世界では一般的に豊かな国と認識されているだろう。また、日本にはトヨタ自動車をはじめ、世界有数の自動車メーカーも数多く存在する自動車大国だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 世界第3位の経済大国である日本は、世界では一般的に豊かな国と認識されているだろう。また、日本にはトヨタ自動車をはじめ、世界有数の自動車メーカーも数多く存在する自動車大国だ。

 しかし、近年の日本では「若者の自動車離れ」が進んでいるという指摘もある。世界中で自動車を販売しているメーカーが自国にあり、充分な豊かさもあるはずの日本において、なぜ「自動車離れ」という指摘があるのだろうか。中国メディアの捜狐はこのほど、自動車市場の拡大が続く中国と対照的に、日本では自動車市場が縮小しているとし、その原因を探る理由を掲載した。

 記事は、日本の1人あたりGDPが中国の5倍に達することを指摘し、豊かさも中国以上であるはずのなのに、それでも日本の街中が高級車であふれるようなことはないと指摘。むしろ日本人は自動車を購入しなくなっており、売れる自動車も小型車が中心となってきていることを指摘した。

 続けて、日本人が小型車を好む傾向にあるのは、価格が安いうえに燃費がよく、小回りが効くうえに維持費が安くすむためだと指摘。そのため、会社員や高齢者、主婦にとっては小型車が最適なのだと伝えた。

 また、一部の意見として、東京や大阪のように公共交通機関が発達した大都市において、自動車を所有することは駐車場や駐車料金など、生活に面倒をもたらすだけとの見方を紹介。かつての日本人の若者は現在の中国と同様に、自動車に彼女を乗せてドライブすることを求めていたが、時代は変わったとの見方を示した。

 さらに、一般的な日本人にとって自動車は「冷蔵庫や洗濯機と同様の扱いであり、富や身分の象徴ではない」と指摘。そのため、自動車を所有していなくても他人から見下されることはないとしたうえで、現在は自動車を所有していないと他人に見下される可能性がある中国においても、「将来的には日本と同様の時代を迎えるのではないか」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)