カシオ初となるAndroid Wear搭載スマートウォッチ
 これまで、スマートウォッチといえばシェアのほぼ半分を占めるApple Watchの存在感が圧倒的で、一人勝ちの印象が強かった。しかし昨年秋ごろから、他のメーカーから新型のスマートウォッチが続々と登場。Apple Watchを追撃する勢いだ。特化された機能に高いデザイン性など、次々に選択肢も増えている。進化した最新のスマートウォッチ事情を掘り下げる。

◆アウトドアに抜群の適性、カシオ「Smart Outdoor Watch WSD-F10」

 G-SHOCKなどで有名なカシオ計算機が、スマートウォッチ業界に初参入した。アウトドア派をターゲットにしたカシオ「Smart Outdoor Watch WSD-F10」を発表し、得意分野で勝負をかける。

 アウトドアの中でも、登山、サイクリング、フィッシングの3分野に特化した機能を搭載。どのアクティビティでも即時に知りたい情報を得ることができる。例えば、登山中であれば、方位や高度、気圧などの情報が必要だ。山岳地図、天候情報などは欠かせない。WSD-F10はそういったサポートアプリが最初からそろっている。時計の右上のボタン(TOOL)を押すだけで、必要な情報を呼び出せる。また、最も使用頻度の高いアプリは、右下のボタン(APP)にショートカットを割り当てられる。

 5気圧の防水、米軍採用規格へ準拠し、衝撃にも強く耐久性にも配慮されている。気になる電池のもちは、ディスプレイをカラーとモノクロの2重構造にすることで改善。通信を切ったモノクロの状態だとバッテリーが約1カ月以上もつ(カラー表示では約1日)。モノクロ液晶は、消費電力が少ないだけでなく、明るい場所でも見やすいというメリットもある。“G”のようなタフさ以外にもあちこちにカシオの時計づくりのノウハウが詰まっている。アウトドア派には注目のスマートウォッチだ。

「Smart Outdoor Watch WSD-F10」
OS:Android Wear
動作環境:Android 4.3以上/iOS 8.2以上
電池のもち:約1日(タイムピースモード約1カ月)
センサー:圧力(気圧/高度)センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、方位(磁気)センサー
価格:70,000円(税抜)
発売予定日:3月下旬予定

◆スーツにもしっくりくる普段づかいに最適!サムスン「Gear S2/Gear S2 classic」

 2013年からスマートウォッチを販売しているサムスン。昨年12月に、日本で販売を開始した「Gear S2/Gear S2 classic」は、4世代目のリニューアルだ。時計盤は丸形を採用、ガジェットっぽさを排除したデザインは、どんなファッションにも合うシンプルでスタンダードなモデルになっている。

 Gear S2とGalaxy Gear S2 classicの違いは、ベルトとベゼルの形。Gear S2はゴムのベルトでスポーティな印象。Gear S2 classicは、皮のベルトを使用して、スーツにもあわせやすい。

 ベゼルを回して画面やアプリを切り替えるUXは、他のスマートウォッチにはない特徴だ。ボタンがいくつもあると押すのに迷うが、ベゼルを回すだけだと直感的に操作ができる。また、OSを変更したことで、電池のもちが最大で4日間と大きく改善された。現状では、Androidのみの対応だが、今後はiPhoneへの対応も予定している。

「Gear S2/Gear S2 classic」
OS:Tizen
動作環境:AndroidTM4.4以上(Galaxyモデルは4.3以上)
電池のもち:約3日(最大4日)
センサー:加速度センサー、ジャイロセンサー、心拍センサー、気圧計センサー、周囲光センサー
価格:Gear S2 42,984円(税込)/Gear S2 classic 49,464円(税込)

 時計もファッションの一部。他にもデザイン性の高いスマートウォッチが、続々と登場している。

◆高級時計のクオリティ!ファーウェイ「HUAWEI WATCH」

 スマートフォン・携帯電話やモバイルブロードバンド端末(MBB)、ホームデバイスなど幅広い製品を扱うファーウェイ。昨年10月、初のスマートウォッチを発表した。それもパッと見ただけでは、とてもスマートウォッチとは思えない高級感のあるクラシックなデザインのものばかり。日本で販売されるモデルは4種類。ベルト幅が18mmと標準サイズなので、洋服にあわせて市販のものと取り替えることも可能だ。