「私も正直、驚いているんです。本当に突然のことだったので……」と困惑しながら語るのは、ヒップホップユニット「シクラメン」DEppa(33)の父親だ。

2月10日、初舞台『マッスルミュージカル〜ふしぎな国のアリス〜』の初日稽古会見に臨んだ浅田舞(27)。そこでバレンタインデーの予定を聞かれた彼女は「暗い話になるんですが……今、フリーなんです」と突然の爆弾発言。その翌日には、新聞各紙で「昨年末ごろにDEppaと破局した」という関係者の証言も報じられていた。

12年からスタートしていた2人の交際が週刊誌でスクープされたのは、13年7月。その直後には舞の実家がある名古屋を揃って訪問し、DEppaが彼女の父親に結婚を前提とした挨拶までしていたという。さらに14年11月にはスポーツ紙で「来春結婚」との報道も飛び出していたはず。そんな2人に、いったい何があったのか。

そこで本誌は、都内にあるDEppaの実家へ向かった。すると、父親は冒頭のように“青天の霹靂”だったことを記者に明かしたのだ。

――突然の舞さんの破局宣言でしたが、息子さんからその件について連絡は?

「息子には最近全然会っていませんし、そんなこと聞けるわけありませんよ!2人の間に何があったのかと聞かれても、私は本当に何も知らないんです……」

記者は続けて「最後に舞さんと会ったのはいつですか」と質問。すると、意外な事実が明らかに――。

「実は、昨年12月半ばくらいに、私と息子と舞さんで食事をしたんです。そのときはいつも通り、明るく楽しい食事会でした。だから突然『別れました』と言われても、何が何だかわりません。そのときも以前と変わった様子はまったくなかったので……」

なんとクリスマス目前に、カレとも和気あいあいだったというのだ。それから半月も経たないうちに破局していたとなれば、父親が困惑するのも当然のことだろう。

「お父さんも、舞さんは息子さんと結婚すると思っていたんですよね?」と記者が問いかけると、父親は頷きながらこう語った。

「正直、本当のことを知りたいのはこっちのほうなんですよ……」

そう肩を落とす父親のそばで、愛犬の悲しそうな遠ぼえが響いていた。