24日、韓国の朴槿恵大統領が「学歴ではなく実力で評価される能力重視の社会を作るため最善を尽くす」と発言したが、これが韓国のネットユーザーの反感を買っている。資料写真。

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2016年2月24日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が「学歴ではなく実力で評価される能力重視の社会を作るため最善を尽くす」と発言したが、これが韓国のネットユーザーの反感を買っている。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

朴大統領は24日、韓国放送通信大学の学位授与式にビデオメッセージを寄せ、「夢に向かって挑戦を続ける皆さんこそ、わが社会の変化を導き新たな成功神話を描き出す主人公」と卒業生らに呼び掛け、上のように述べた。また、韓国政府の取り組みについて、「仕事と学習が生活の現場で自在につながり、学びたい人たちがいつでもどこでも望む通りに勉強できるような、生涯学習システムの構築に格別の努力を傾けている」と紹介した。

しかしこうした発言が、韓国のネットユーザーの反感を買っている。朴大統領の父親は朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領。大統領自身が個人の実力や能力よりも父親の選挙地盤や人脈、血筋の恩恵を大いに受けて現在の地位にいるとの見方が強いためだ。記事には次のようなコメントが寄せられている。

「実力で大統領になったんだっけ?」
「能力重視の社会をお望みなら、まずその地位から降りるという模範を見せて」
「言うこともやることも、すべてが現実離れしているドン・キホーテ…」
「庶民のつらさを知らなすぎる」

「自分が理工系(朴大統領は西江大電子工学科卒)だって自慢しないだけでも、学歴差別が減ると思うよ」
「またとんでもないうそを。学歴より実力より、地盤が重要でしょ」
「そんな言葉、誰も信じない。まず自分が実力が足りず不正で大統領になったくらいだから」

「学歴よりも、人脈で人を選ぶことをまずやめないとね」
「その社会はいつ作ってくれるんですか?」
「一度も授業に出ずに大学の成績はオールA、法案を一つも出さずに国会議員、うその大統領選挙で当選した立場で、その発言はよろしくない」
「自分が何を言っているか分かってるのかな」(翻訳・編集/吉金)