22日、英紙エコノミストは、中国で両親が遠隔地に出稼ぎしている「留守児童」について、状況は改善しておらず、ここ数年子供を取り巻く恐ろしい事件が続いていると報じた。写真は中国の老人と子供。

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2016年2月22日、英紙エコノミストは、中国で両親が遠隔地に出稼ぎしている「留守児童」について、状況は改善しておらず、ここ数年子供を取り巻く恐ろしい事件が続いていると指摘した。中国紙・参考消息が伝えた。

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中国には農村から都市部へ出稼ぎする「農民工」が約2億7000万人いる。多くが配偶者、両親、親戚、他人などに子供の世話をみてもらっている。中国の全国婦女連合会によると、10年時点の留守児童は約6100万人。中国政府は14日「家族が離れて暮らすことで多くの問題が起きている」と認め、市民からも子供たちが置かれている苦境への多くの反応があった。

貴州省では昨年、両親不在で暮らす5〜13歳の幼い兄弟4人が農薬を飲んで自殺した。留守児童が性的虐待を受けているとの報告も多い。留守児童の多くは両親が「農村戸籍」のため、都市部では医療、教育など社会サービスを受けられない。政府は対策強化を打ち出しているが、子供たちを取り巻く環境は改善していない。(翻訳・編集/大宮)