資料写真=台南市生態保育学会提供

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(台北 24日 中央社)行政院(内閣)農業委員会と中華民国野鳥学会は23日、台湾で越冬している絶滅危惧種のクロツラヘラサギの個体数が2060羽に達し、2年連続で2000羽を超えたと発表した。

1月15日〜17日に台北や台南、高雄など複数地点で調査を実施。農業委員会の関係者は、観測した場所以外にも飛来している可能性があるとして、「実際にはもっと多いだろう」と話す。ただ、台湾全土で見ると、南西部での観測数が多くなった一方で、北東部では微減したという。

台南市野鳥学会の郭東輝総幹事は、最近1〜2年はこれまで観測されていなかった嘉義でも姿が見られるようになったと語り、個体数が増え、食糧を求めて行動範囲が広がっている可能性を指摘した。

昨年全世界で3272羽いたクロツラヘラサギ。今年3月の時点で3400羽程度に増えるのではと郭総幹事は推測している。

(楊淑閔/編集:齊藤啓介)