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(台北 24日 中央社)公共交通機関での異常発生時に迅速な対応ができるよう、交通部(交通省)が異常自動検知システムの開発を進めている。安全向上に寄与すると期待され、早ければ来年6月の本格導入を目指す。

台湾では近年、鉄道の駅や車内で凶悪犯罪が相次いで起きている。2014年5月には台北メトロ(MRT)板南線の車内で男が別の乗客を切りつけ、26人が死傷。昨年7月にも同淡水信義線の中山駅で別の男が刃物を振り回し、4人が負傷した。

同部高速鉄路工程局によると、開発しているのは、監視カメラを通じ、乗客らが特定の箇所に密集していたり、駆け出したりした場合、自動的に異常を検知して警報を発するシステム。映像に映る不審者の特定も行う。

システムは台湾鉄路と台湾高速鉄路(新幹線)の駅構内に導入する予定。来年以降、乗務員らに対する訓練を実施するとしている。

(陳葦庭/編集:齊藤啓介)