谷崎潤一郎作品をアンティーク着物や挿絵でひも解く企画展、弥生美術館で開催

写真拡大

企画展「耽美・華麗・悪魔主義 谷崎潤一郎文学の着物を見る〜アンティーク着物と挿絵の饗宴〜」が東京・弥生美術館で開催される。期間は2016年3月31日(木)から6月26日(日)まで。

[ この記事の画像をもっと見る ]

谷崎潤一郎は「細雪」「痴人の愛(ちじんのあい)」「春琴抄(しゅんきんしょう)」「猫と庄造と二人のをんな」「蓼喰う虫(たでくうむし)」などの作品で知られる文学者。

本展では、彼の作品に登場するヒロインたちの着物を、文章や挿絵、モデルになった女性たちの写真を手がかりに再現。挿絵約100点、着物約30点、そして谷崎潤一郎関係者の写真などを用いて作品のヒロイン像に迫る。

また、谷崎作品に触れたことのない人でも楽しむことができるよう、アンティーク着物の専門家である大野らふが専門用語を解説するとともに、ビジュアル面を重視して作品を繰り広げる。

【開催概要】
「耽美・華麗・悪魔主義 谷崎潤一郎文学の着物を見る〜アンティーク着物と挿絵の饗宴〜」
開催期間:2016年3月31日(木)〜6月26日(日)
開催場所:弥生美術館
住所:東京都文京区弥生2-4-3
TEL:03-3812-0012
休館:月曜日 ※ただし4月19日(火)〜5月8日(日)の間は無休
料金:一般900円 大高生800円 中小生400円
※隣接する竹久夢二美術館と二館併せての料金。高畠華宵の常設ルーム見学料金も含む。