2016年に入って、韓国の輸出が激減している。その減少幅は中国や日本などを超えており、減速傾向にある韓国経済に追い打ちをかけることになりそうだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 2016年に入って、韓国の輸出が激減している。その減少幅は中国や日本などを超えており、減速傾向にある韓国経済に追い打ちをかけることになりそうだ。

 韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版はこのほど、世界貿易機関(WTO)がまとめたデータを引用し、16年1月の韓国の輸出額は前年同月比18.8%減となったことを紹介。さらに、韓国関税庁の統計として、20日までにおける2月の輸出額は同17.3%減と1月に引き続き、減少を続けていることを紹介した。

 続けて、16年1月における韓国の輸出の減少幅は中国の11.2%減、日本の12.8%減、インドの13.6%減などを大きく上回っていたと伝え、特に「危機に直面しているブラジルの17.9%減すら上回った」と警戒心を示した。また、韓国の輸出の減少は世界金融危機の影響下にあった09年を上回る勢いであることを指摘し、特に対中輸出の減少が著しいことを指摘した。

 記事は、現代経済研究院の関係者の分析を引用し、韓国にとって対中輸出は全体の約4分の1を占めるとしつつ、「中国経済が減速傾向にあるなかで、韓国の輸出が好転することは望みにくい」と指摘した。

 世界経済の回復の足取りが乏しいなかで、輸出に依存する韓国経済が徐々に追い詰められていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)