中国経済が成長を遂げ、国外を旅行で訪れる中国人が増加し続けている。日本は中国の国外旅行需要の高まりによる恩恵を受けている国の1つだが、中国メディアの今日頭条はこのほど、平和的な気持ちで日本の美点に学ぶべきであると論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国経済が成長を遂げ、国外を旅行で訪れる中国人が増加し続けている。日本は中国の国外旅行需要の高まりによる恩恵を受けている国の1つだが、中国メディアの今日頭条はこのほど、平和的な気持ちで日本の美点に学ぶべきであると論じる記事を掲載した。

 記事は、日本と中国は隣国同士でありながら、中国人は歴史や領土をめぐる対立から日本に対して非常に複雑な感情を抱いていると指摘。日本の美点を知りながらも、過去の歴史などの問題から、日本に素直に学ぼうという気にはなれないという意味だろう。

 一方で、中国はすでに日本を抜いて世界第2位の経済大国となったとしたうえで、日本人には「勤勉さ」や「厳格さ」、「精緻さを追求する精神」など、中国が学ぶべき点があることは事実であり、「歴史を脳裏に刻みこむと同時に、平和的な気持ちで日本の美点に学ぶべきである」と論じた。

 続けて、長期にわたって世界第2位の経済大国の座に君臨し続けた日本の経済発展には学ぶべき点が数多く存在すると指摘し、中国から多くの視察団が日本を訪れているのがその証明であると主張。天然資源が少ないうえに国土も狭いにもかかわらず、日本経済が大きく発展したのは日本人に匠の精神や厳格さ、勤勉さがあったからに違いないと指摘。

 また記事は、東京都内にある和菓子屋が羊羹と最中という2種類の和菓子を極めて小さな店舗で数十年にわたって販売を続け、その品質の高さや美味しさから広く支持され、商売も繁盛しているという事例を紹介したうえで、「これぞ日本人の美点を体現した事例だ」と主張。中国は誰に学ぶかについて議論する必要はなく、学ぶべきものが本当に有益かどうかを重視すべきであると指摘、平和的な気持ちで日本の美点に学ぶべきであると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)