23日、北朝鮮軍最高司令部が重大声明を出し「米韓軍の合同訓練でおかしな兆候があれば、韓国大統領府と政府機関を攻撃する」としたことについて、韓国の安保関係者が「単なる脅しではない」可能性があるとの見方を示した。資料写真。

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2016年2月23日午後8時30分ごろ、北朝鮮軍最高司令部が重大声明を出し、「米韓軍の合同訓練でおかしな兆候があれば、韓国大統領府と政府機関を攻撃する」と脅迫した。韓国・JTBCなどが伝えた。

北朝鮮は約7分間の声明で、「敵(米韓)の特殊作戦武力や作戦装備がわずかな動きでもみせれば、われわれの革命武力が先制的な正義の作戦遂行に突入する」とし、その第1次攻撃対象を韓国大統領府や統一部と国防部などの政府機関だとした。また、「重大な警告にもかかわらず引き続き愚かな軍事的妄動にしがみつくなら第2次攻撃作戦に入る」として、その対象を日本などアジア太平洋地域の米軍基地や米本土と表明した。

韓国の安保関連の関係者はこの日の声明について、重大発表に限り登場する北朝鮮の看板アナウンサー李春姫(リ・チュンヒ)氏が読み上げたことに注目、「声明が口先だけの脅しではないというメッセージだ」と話す。北朝鮮はこれまでも、最高司令部の「声明」や「緊急報道」を行った後に実行に移している。

しかし韓国のネットユーザーの多くは、声明の内容を真剣には受け取っていないようで、次のようなコメントが寄せられた。

「それより金正恩(キム・ジョンウン)にちゃんと隠れるように言っといて」
「ずいぶん米韓を怖がってるみたいだね」
「誰かさんが震えている音がここまで聞こえるよ」
「そっちのミサイルが先に北朝鮮に落ちるんじゃないか?」

「敵に戦略を教えてどうする?金正恩は兵役に行ってないね」
「韓国の民間防衛を無視すると痛い目に遭うぞ」
「北朝鮮は絶対に先に攻撃してくることはない。自滅行為だと分かってるからね」

「一発でも爆弾を落とすなら、北朝鮮全域が火の海になる。覚悟しろ」
「米国を攻撃しても生き残れると思ってるのかな」
「世間の恐ろしさを知らずに口だけ達者なやつは、フセインやカダフィの後を追うことになる」
「しかし李春姫という人は老けないね。ゾンビか」(翻訳・編集/吉金)