ペットの2大勢力と言えば犬と猫だ。これまでは猫に比べて犬の人気のほうが高かったが、近年は猫人気が高まってきており、日本国内ではさまざまな猫が大きな経済効果をもたらす動きもあるほどで、こうした事象は「ネコノミクス」とも呼ばれている。(イメージ写真提供:123RF)

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 ペットの2大勢力と言えば犬と猫だ。これまでは猫に比べて犬の人気のほうが高かったが、近年は猫人気が高まってきており、日本国内ではさまざまな猫が大きな経済効果をもたらす動きもあるほどで、こうした事象は「ネコノミクス」とも呼ばれている。

 日本国内におけるネコノミクスは中国でも関心を集めており、中国メディアの国際在線は日本で人気を集める猫文化と猫がもたらす経済効果を紹介している。

 記事は、日本では2月22日が猫の日とされることを紹介。その由来はニャンニャンニャンという日本語の語呂合わせであることを伝えつつ、1987年に制定された「猫の日」を迎え、日本ではさまざまな催しが開催されたと紹介した。

 続けて、猫がもたらす経済効果について、ある高級マンションの事例を紹介。同マンションは空き部屋が多かったものの、猫と共存できるマンションへと改造した結果、非常に好評となり、入居者が増えたことを紹介。そのほか、日本のテレビ番組の調査を引用し、日本の若者の20%以上が「Hello kitty」を日本の紙幣の図柄に採用してほしいと回答したことを挙げた。猫の日に限らず、日本では猫を愛する文化が定着しているようだ。

 なぜ日本ではこれほど猫が人気を集めているのだろうか。記事はその理由を「孤独と忙しさ」が最も大きな原因であるとし、孤独な若者や老人を猫が癒していると論じた。さらに記事は日本の専門家の試算として、猫関連の商品がもたらす経済効果は2兆3000億円にのぼると紹介している。確かに日本では猫カフェや猫カレンダーなど、猫関連であれば「猫も杓子も」人気がでる様相を呈していると言えるかもしれない。

 古代より人間とのかかわりの非常に深い猫であるが、時代と共にその役割を変えつつある。時には穀物倉庫の守り番として、時には神として崇められ、時には飼い主を癒す家族となってきた猫。日本経済の復活は「猫の首に鈴を付ける」ように難しいことではあるものの、人びとが「猫の手も借りたい」と思うほど景気が良くなるよう期待したいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)