日本を訪れる中国人旅行客が増え、日本経済は爆買いによる恩恵を受けている一方で、中国人のマナーが問題になるケースが増えている。中国政府をはじめ、中国の各メディアも国外を訪れる際は「1人1人の行動が中国のイメージを左右する」などと指摘し、国外でのマナーに気をつけるよう呼びかけているが、あまり効果は見られていないようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる中国人旅行客が増え、日本経済は爆買いによる恩恵を受けている一方で、中国人のマナーが問題になるケースが増えている。中国政府をはじめ、中国の各メディアも国外を訪れる際は「1人1人の行動が中国のイメージを左右する」などと指摘し、国外でのマナーに気をつけるよう呼びかけているが、あまり効果は見られていないようだ。

 中国メディアの民航資源網はこのほど、2人の女性中国人がこのほど成田空港で大げんかを繰り広げたと伝え、その原因が何と「カートがぶつかったこと」という些細な事であったことを紹介、「中国人がまた恥を晒した」などと報じた。

 記事は、春節(旧正月)期間中に多くの中国人旅行客が日本を訪れ、買い物を楽しんだと伝える一方、中国人女性がこのほど中国に帰国する際、成田空港でカート同士がぶつかったことを咎められたとして相手を平手打ちする事件が起きたことを紹介。

 さらに、平手打ちした女性はその後、現場から立ち去ったものの、傷害の疑いで逮捕されたことを紹介。中国人が成田空港で再び「恥を晒した」としたことに対し、記事は日本のネット上では「こんなことはニュースにならないほど頻繁に起きていることじゃないか」、「お金はあっても、心は貧しい」といった非難のコメントが寄せられていることを紹介した。

 中国が経済成長を遂げ、一部の中国人も豊かになったことで海外旅行を楽しむ人が増えているのは事実だ。だが、そのぶんトラブルも増えているようで、航空機内で客室乗務員に熱湯をかけたり、非常扉を開けたりする人や宿泊先の備品をすべて持ち帰ってしまう人、公共の場所で子どもに大小便をさせる人などもいた。中国人旅行客はその消費能力から世界中で歓迎されているのだから、それぞれがマナーを改善し、さらに歓迎される客になる努力をしたらいかがだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)