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横浜三越閉店の裏にある事情

横浜三越閉店の裏にある事情
横浜三越最後の日の閉店風景。(撮影:PJ山田志穂美)
【PJ 2005年05月05日】− 5日、横浜三越は31年の歴史に幕を閉じた。最終日は、入場制限の列が100メートルに達する程の賑(にぎ)わいとなった。

 横浜駅西口徒歩5分のロケーションにあった三越。しかし、徒歩1分の場所には高島屋が、東口には店舗面積が三越よりはるかに広いそごうがあった。徒歩5分とはいえ、かなり不利な状況にあったのは否めない。

 横浜で買い物をすると、行動範囲はそごうから高島屋まで、同じ西口なら五番街を抜けた場所にある東急ハンズや横浜ビブレ、ビックカメラのある界隈(わい)に人々は集まった。若者ならなおさらだ。PJ山田の感覚としても、三越だけはなんとなく、離れている、行きにくいという感じだった。

 注目すべき点は、三越の後にはヨドバシカメラが入るというところだ。ヨドバシカメラといえば、横浜駅西口徒歩1分のロケーション。人々が集まる正に五番街の中心に陣取っている。ライバル、ビックカメラは徒歩3分のロケーションにあり、ヨドバシカメラは雨に濡(ぬ)れずに行けるというのが最大の売りだ。しかし、店舗の狭さが両店とも最大の課題だった。三越の後に入るヨドバシカメラは、念願の大型店舗を手に入れる事になる。今後、西口のヨドバシカメラがどうなるかは明らかにされていないが、行動範囲からはずれたロケーションに大型店舗で挑戦する事になる。

 百貨店の跡地や、大都市に家電量販店の出店が相次いでいる。有楽町そごうの跡地にビックカメラが入ったのは、記憶に新しい。ここにも、パソコンやデジタル家電の普及といったITの流れが影響してきているのだろうか。

 横浜三越の閉店に、1つの時代の終わりを見た気がした。【了】

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 山田 志穂美【 神奈川県 】
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