国民5人に1人がかかるという花粉症のシーズンに、ついに突入!日本気象協会によると、今シーズンのスギ花粉のピークは、福岡は2月下旬から3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋・東京は3月上旬から中旬。金沢と仙台は3月中旬から下旬となる。

春も近づいて、花粉症の持ち主には、なんとも憂鬱な季節。そこで、花粉症予防のプロにその対処法を聞いた。

「花粉症の薬は、副作用のないものから選ぶことが一番です。患者さんには『小青竜湯』を花粉が飛ぶ前の12月から体質改善として飲んでいただいております。4〜5月のピーク時まで飲んでいただくこともあります」

妊婦でも服用ができる漢方薬の「小青竜湯」をすすめているのは、池ノ上産婦人科院長で産婦人科医の千代倉由子先生。漢方薬で効果が見られない場合は、「クラリチン」や、抗ヒスタミン剤を使うステロイド剤「ベタメタゾン」などに進む。ただし、妊婦には、抗ヒスタミン剤もステロイド剤も使っていない。

「これは、花粉で目がかゆくて痛くてたまらないなど、かなり重症な場合に使うので、ステロイドは1カ月くらいの使用でやめてくださいと伝えます」

千代倉先生は、簡単にできるアレルギー緩和・予防法として“ツボ押し”をすすめている。

「ツボ押しは漢方と一緒で、毎日根気よく続けたほうが花粉症の予防になります。『太陽』と呼ばれる眉尻と目尻の中間にあるこめかみのくぼんだところがこのツボです。目の充血やかゆみに効きます。鼻の通りがよくなるのは『迎香』、上の犬歯の根元に位置し、左右の小鼻のくぼみにあるツボです。朝1回20秒くらい押します」

毎日根気よく続ければ、花粉症の予防になるというこのツボ押しを、ぜひ生活に取り入れてみてはいかがでしょう。