環境汚染やエネルギーの浪費に対する厳しいまなざしが向けられるようになり、中国でも環境にやさしい「新エネルギー車」の推進が加速しつつある。それはそれで喜ばしいことではあるが、いくらエコな自動車が普及しても、乱暴な乗り方をしていれば「宝の持ち腐れ」になってしまうという認識をドライバーに持たせる努力も必要かもしれない。(イメージ写真提供:123RF) 

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 環境汚染やエネルギーの浪費に対する厳しいまなざしが向けられるようになり、中国でも環境にやさしい「新エネルギー車」の推進が加速しつつある。それはそれで喜ばしいことではあるが、いくらエコな自動車が普及しても、乱暴な乗り方をしていれば「宝の持ち腐れ」になってしまうという認識をドライバーに持たせる努力も必要かもしれない。

 中国の自動車メディア・一猫汽車網は21日、日本のドライバーがやっている省エネやガソリン代節約のための「裏ワザ」を紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、「満タン給油」しない、常にタイヤの空気圧をチェックする、車内に不要な荷物を積んでおかない、急発進・急ブレーキを避ける、一定の走行速度を保つ、駐車時にアイドリングしない、エコタイヤを選ぶ、エアコンの使用頻度を下げる、気温が低い早朝や深夜に給油する、エンジンオイルを定期検査する、定期的にエアフィルターを掃除する、の計11点。日本人からしてみれば「裏ワザ」というより、常識的なものがほとんどだ。

 記事は、「裏ワザ」を紹介したうえで「ドライバーの責任感と運転技術レベルが燃料消費に直接的な影響を与える」とし、熟練ドライバーは一般的な技術のドライバーより8-10%燃料消費を抑えられるとのデータを紹介。「個々のドライバーが燃料節約という環境保護意識を持ち、自分から少しずつわれわれの生態環境を改善していくべきである」としている。

 中国メディア・人民網日本語版には「急激な自動車社会、運転マナー熟成が課題 中国」と題した2012年12月20日付の記事が掲載されている。記事が掲載されてから3年以上経過したが、運転マナーは果たして改善の傾向にあるのだろうか。

 個々のドライバーが「自分さえ良ければ」の精神で運転することで高まるのは交通事故のリスクだけではない。必要以上にブレーキとアクセルを踏み込む回数も大きく増え、それが燃料の浪費につながるのだ。「エコ」を本気で考えるのであれば、やはりドライバーの意識向上が不可欠と言える。(編集担当:今関忠義)(イメージ写真提供:123RF)