22日、欧州連合商工会議所の駐北京商会は、「工業の生産能力過剰問題は中国自身に損害を与えるだけでなく、世界経済にも打撃を与える」とするレポートを発表した。

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2016年2月22日、欧州連合(EU)商工会議所の駐北京商会は、「工業の生産能力過剰問題は中国自身に損害を与えるだけでなく、世界経済にも打撃を与える」とするレポートを発表した。RFI中国語版サイトが伝えた。

同レポートは「中国鉄鋼業界では半数の企業が赤字経営だ」と指摘し、「その生産量は世界の4大生産国(日本、インド、米国、ロシア)の合計をも超え、中国の2年間の鉄鋼製品生産量は米国が20世紀に生産した量に匹敵する」と説明。その上で、「中央政府は重工業を縮小、サービス産業を強化したい考えだが、これには労働者の失業や税収の減少を懸念する地方当局の強い抵抗がある」とした。

中国で過剰に生産された鉄鋼製品、セメントをめぐり、駐北京商会の責任者は「中国は中央アジアへの輸出を試みているが、同市場は規模が小さい。中国の生産過剰問題の解消には大きな役割を果たさない」と語っている。(翻訳・編集/野谷)