21日、韓国で就職難が厳しさを増す中、高学歴者による犯罪が相次いで発生している。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年2月21日、韓国・JTBCによると、韓国で就職難が厳しさを増す中、高学歴者による犯罪が相次いで発生している。

約1年間で560回にわたり留守宅前に置かれた宅配便を盗んだとして9日に逮捕された30代の男は、ソウル大学大学院の修士課程を出た。また、先月発生した仁川空港爆発物設置事件の容疑者も、首都圏にある大学の大学院を卒業していたことが分かった。2年前に結婚して子どももいたが、就職ができずに悩んでいたという。

韓国で大学院を卒業した窃盗犯罪者は2003年には190人だったが、14年には1212人と、5倍以上に急増した。同期間の大卒や高卒の窃盗犯罪者の増加率よりはるかに多いという。これについて、専門家は「社会的安全網が崩壊しており、高学歴者といっても代案を選択することができないため、犯罪の道に進んでしまう可能性が高い。就職できなかった時、相対的剥奪感をより抱きやすい高学歴者が犯罪に陥っている」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「悲しい現実だ」
「韓国社会に今後、高学歴者による知能犯罪がはこびるということか!」

「韓国の政治家らは一体何をしている?」
「ソウル大の大学院を卒業したのに就職できないなんて…。どれだけ努力すれば神様は認めてくれるのだろうか?」

「同じ名門大を卒業しても、未来が保障されているのは金持ちの親を持つ人だけ」
「『大学は人生の浪費、学費は人生の足かせになることがあります』との文章を大学の広報パンフレットに載せてほしい」

「犯罪者を擁護する気はないが、彼らを責める前に、なぜ高学歴の犯罪者が増えているのか真剣に考えてみてほしい。金持ちだけがずっと金持ちでいられる社会構造が一つの理由ではないだろうか?」
「俺が大統領になったら、韓国の大学の数を今の半分以下に減らす」(翻訳・編集/堂本)