「無理にきつい運動をしたり、毎日走ったりするのは難しいと思います。ただ、運動をしなくても一時的にアッチを元気にさせる方法はあるんです」
 こう語るのは、元AV女優でスポーツインストラクターの経験もある竹下ななさん。

 ED克服といえば“適度な運動”は昔から言われること。その理由はこうだ。
 「ほとんどの男性は、10代半ばの頃の精力が最強だった、と言いますよね(笑)。それもそのはず。この年代の男子は最も男性ホルモンの分泌が盛んになる時期だからです。男性ホルモンの分泌量が多ければ多いほど、勃起力も強いんです」

 この男性ホルモンは一般男性の場合、25歳をピークに下がっていくという。
 言われてみれば、30代になってから勃起力が弱まった、40代になると中折れも増えてきた、50代になった頃には朝勃ちも滅多にしなくなった…という話も聞くように、25歳以降は加齢とともに男性ホルモンの分泌量は減少。それに伴って、アッチの元気も失われてしまうのだ。
 「ただし、いくつになっても男性ホルモンの分泌量を下げない方法があるんです。それがズバリ、筋トレ。人間は筋肉に刺激を与え続けると、体が力をつけようとするので、男性ホルモンの分泌も盛んになるんです」

 逞しい肉体には、逞しい肉棒が宿るのは間違いのない話なのだ。
 だが、実は意外と知られていない事実もある。
 「ほんの1〜2分であれ筋肉に刺激を与えれば、男性ホルモンの分泌が始まるんです。例えば、腕立て伏せを20回やるだけで、まったくやらない状態よりずっと男性ホルモンの分泌が盛んになります。もちろん、一時的なものなので、急激な分泌も20〜30分程度。その後はもとに戻るのですが…」

 1〜2分の筋トレで、たくましい肉体を作ることは不可能。しかし、男性ホルモンの分泌量をアップさせることは可能というわけだ。
 お気づきだと思うが、20〜30分あればセックスは楽しめるもの。
 「そうなんです。つまり、セックス開始前に軽く筋肉を刺激しておけば、男性ホルモンの分泌が盛んな状態に持ち込めるんです」

 筋トレの方法はさまざまだが、お勧めなのが、先にも述べた腕立て伏せ、もしくはスクワットだ。
 「なぜなら、腕立て伏せは大胸筋を刺激し、スクワットは大腿四頭筋を刺激してくれるからです。この2つの筋肉は体の中でも大きな筋肉部位なので、男性ホルモンを分泌させやすいんです」
 逆に、腕の筋肉や肩の筋肉は範囲が狭いため、刺激しても大きな効果は見込めないという。

 次に大事なのは、これらの筋トレを行うタイミングだ。
 「最もいいのは、女性がシャワーを浴びている時です。その隙に刺激したい筋肉(大胸筋や大腿四頭筋)を意識しながら、ゆっくりとした動きで筋トレをする。あまり速めに動くと、脈拍が上がりすぎて有酸素運動になるからです」
 むろん、その後はできるだけ早くセックスを始めることだ。

 どうしてもアッチに自信のない方は、この方法で少しでも勃起力を強くさせよう!

竹下なな
精力料理研究家。元AV女優であり、現在はヨガインストラクターとして活躍。大の料理好きでもあり、精力アップのための食材を使った簡単料理を日々、研究している。近著に『セックスが危ない!』(三和出版)。