昨今、さまざまな分野において「日本に学べ」、「日本を参考にせよ」とする文章を中国のネット上で見かけるようになった。その内容はますます多様化しつつあり、冷蔵・冷蔵庫の整理術にまで及んでいる。日本人としては何ともくすぐったい気分である。(イメージ写真提供:123RF) 

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 昨今、さまざまな分野において「日本に学べ」、「日本を参考にせよ」とする文章を中国のネット上で見かけるが、日本人としては何ともくすぐったい気分になる。その内容もますます多岐に渡りつつあり、ついには冷蔵・冷蔵庫の整理術といったトピックにまで及んでいる。

 湖南省長沙市の地方紙・三湘都市報は22日、「あなたはアウト? 日本の主婦の冷蔵庫を見よ」とする記事を掲載。「もし、日本の主婦の冷蔵庫を見たら、あなたは自分があまりに雑だと感じるかもしれない」としたうえで、冷蔵庫や冷凍庫をより効果的にかつ食べ物の鮮度を最大限保ったうえで利用する方について、「日本の主婦」のやり方として図解つきで紹介した。

 主なポイントとして、食品保存には見栄えがよくにおい移りも防げる保存トレーやバッグを利用すること、冷蔵庫では加熱済み品と非加熱品を離し、種類に分けて保存すること、冷凍室では温度をマイナス18度以下に保つとともに定期的に霜取りを行うこと、加熱済み食品は冷凍庫の上層に、生肉や生魚など十分に加熱する必要がある食品は下層に入れて保存することなどが挙げられた。

 また、「冷凍庫はセーフティーボックスではない」として、いつまでも放っておけば味や品質が劣化し、栄養も少なくなること、冷蔵・冷凍の効率を保つために定期的に整理を行うことも併せて紹介している。

 わざわざ「日本の主婦が」と銘打つ必要性があるのか、という気もする。そこにはおそらく「日本人は無駄遣いを好まず、清潔好きでなおかつ環境保護意識を持っている」というイメージがあり、「日本の主婦が」とすることによって文章の説得力が増すのかもしれない。

 それはさておき、環境保護や省エネに対する意識の向上が求められている中国において、このような身近な事象から市民を啓蒙するアプローチはとても重要だ。電気代や食費といった、家計に直接かかわる話であればなおのことである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)