セイコーエプソンが開発したスマートグラス「MOVERIO(モベリオ)」の第3世代となる「BT-300」の視野イメージ。従来品とは異なり、スクリーン感を意識させずに映像・情報のみを表示する。(写真提供:セイコーエプソン)

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 セイコーエプソンは23日、メガネ型ウエアラブル端末「スマートグラスMOVERIO(モベリオ)」の第3世代プラットフォームを開発したと発表した。ディスプレイを改善し、より自然な映像表現が可能になっているという。同プラットフォームを採用した最新モデル「BT-300」を2016年秋に商品化する予定。

 同社によると、「BT-300」の最大の特徴は、MOVERIOシリーズで初めて、同社独自の0.43型超小型高精細カラーシリコンOLED(有機EL)ディスプレイを採用したこと。同ディスプレイの高輝度、高コントラストを生かし、従来品ではできなかったスクリーン感を意識させない映像表現を実現したという。

 また、同ディスプレイをスマートグラス専用に最適化したことで、一層の軽量化も実現し、製品ヘッドセット部の重量は前モデル「BT-200」から約20%削減した。

 前モデルと同様、開発者向けにアプリ開発に必要なSDKが入手できる専用サイトを提供する。また、ユーザー向けにアプリダウンロードサイト「MOVERIO Apps Market」も提供する。

 「BT-300」の主な仕様は、OSがAndroid 5.1、CPUがAtom 5(1.44GHz、4コア)、ディスプレイの解像度がHD(1280×720)、コントラストが100,000:1以上。カメラの解像度が5メガピクセル。センサーとして、GPS、地磁気、加速度、ジャイロを搭載。11a/b/g/n/ac(5GHz)の無線LAN、Bluetooth Smart Readyに対応。

 エプソンは、2011年11月にMOVERIOシリーズの第1弾「BT-100」を発売した。2014年6月に第2世代のMOVERIO「BT-200」、2015年9月に業務用途に機能を改善したスマートヘッドセットMOVERIO Pro(モベリオ プロ)「BT-2000」を発売している。