台湾ランタンフェス、桃園で開幕  成田最古の山車が華添える

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(桃園 23日 中央社)旧暦1月15日の元宵節を華やかに彩る「台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)が22日、北部・桃園市で始まった。開幕パレードには千葉県成田市で最古の歴史を誇る「仲之町の山車」(1900年製作)が登場。同市の観光キャラクター「うなりくん」や同県のキャラ「チーバくん」も行列に参加し、見物客の注目を集めた。

同山車が海外に運び出されるのは初。桃園市からの千葉県を通じたオファーにより、パレード参加が実現した。だが、山車を保有する仲之町地区の京須豊区長によると、運搬面での心配があり、地元では反対意見もあったという。4カ月にわたる話し合いの末に参加が決定。山車は全ての部品を分解して運ばれ、分解から梱包には4日間を要した。総重量は1.5トン弱。運送費用は1500万円にもおよんだという。山車をひくのは同地区のメンバー58人。中には、はんてん姿で山車行列に参加するのは初めてだという3歳の男の子の姿もあった。

会場に駆け付けた小泉一成・成田市長は、ランタンフェスへの参加に「光栄」と喜びを示した上で、同市を訪問する台湾からの観光客が多いことに触れ、これを機に桃園市との友好関係を深めたいと話した。小泉市長が市長として訪台するのは今回が初だが、過去に2回旅行で来たことがあるという。人々が温かく、食べ物もおいしいと語り、「台湾ファン」だと笑顔を見せた。

パレードには、名古屋「にっぽんど真ん中祭り」や三重「安濃津よさこい」、北海道「YOSAKOIソーラン祭り」、高知「よさこい祭り」の代表チームなども参加した。

同フェスは来月6日まで開催。日本の7自治体の作品も展示されている。

(名切千絵)