中国人が日本の首都・東京を訪れた際に感じることの1つに、鉄道を中心とした公共交通網の発達ぶりがある。北京や上海といった中国の大都市でも地下鉄網が急速に発達しているが、東京が持つ独特の地下鉄文化に強い印象を覚えるようだ。しかしこの感覚は、決して中国人をはじめとする外国人だけのものではないようだ。(イメージ写真提供:123RF) 

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 中国人が日本の首都・東京を訪れた際に感じることの1つに、鉄道を中心とした公共交通網の発達ぶりがある。北京や上海といった中国の大都市でも地下鉄網が急速に発達しているが、東京が持つ独特の地下鉄文化に強い印象を覚えるようだ。しかしこの感覚は、決して中国人をはじめとする外国人だけのものではないようだ。

 中国メディア・人民網は21日、地方から初めて上京してきた日本人が感じた東京の第一印象にかんする調査で、地下鉄の混雑をはじめとする地下鉄についての現象が上位に相次いで入ったことを伝えた。

 記事は、日本のあるサイトが昨年末に、東京以外の場所で育ち、東京で生活した経験のある20代の日本人237人を対象に実施したアンケートの結果を紹介。「地下鉄の混雑具合」が過半数の51.5%となり1位になったほか、「地下鉄の発車間隔が短い」が46%で2位、「家賃が高い」が43.5%で3位に入ったとした。

 なお4位以下は「どこでも人が多い」、「地下鉄の種類が多すぎて、切符の買い方や乗り換えが分からない」、「方言が通じない」、「賃金が高い」、「高層ビルが多い」、「人の歩くペースが速い」、「スーパーの物価が高い」の順だったとのこと。トップ10のうち、「地下鉄ネタ」が3つも占めていることから、東京の地下鉄が持つインパクトの強さが改めて示された形である。

 今回の調査結果は、中国の人びとに「東京や大阪といった大都市だけが日本ではない」という印象を与えることになりそうだ。また、「自国民だってカルチャーショックを覚えるのだから、外国人であるわれわれが驚くのも無理はない」と考える人もいるかもしれない。東京も地方も間違いなく日本。これから日本を訪れる中国人観光客には、できるだけ多くの「日本」に触れてもらいたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)