格安SIMが使えるタブレットは「Android」が狙い目な理由とおすすめ高コスパモデル

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格安SIMが使えるSIMフリースマホと同時に、徐々に人気が出てきているのが「SIMフリータブレット」だ。
Wi-Fi専用モデルとは違い、
・Wi-Fi通信が不要で、どこでも使える
・スマホのテザリングを使わないため、スマホのバッテリーを浪費しない
・スマホと比較して大きな画面と長時間利用できるバッテリーが魅力

というメリットがある。
しかも、「SIMフリータブレット」は手頃な価格で購入できるモデルが増えてきている。

・手頃な値段で高性能モデルなコスパ最強モデル「ASUS ZenPad 10 Z300CL」
台湾の大手スマホメーカー「ASUS」(エイスース)は、手頃な価格で高性能なスマホを販売しており、「コスパがよい」ことでも有名だ。
スマホに限らず、タブレットでもコスパの高いモデルを投入している。

「ASUS ZenPad 10 Z300CL」は、10インチHD解像度ディスプレイを採用しているほか、サウンドにもこだわっている。
そのため、映画やドラマなどの動画を観るのに向いているモデルと言えよう。
販売価格も約3万6000円と手頃なのも魅力だ。

なお、一回り小さい8インチモデル「ASUS ZenPad 8」はさらに手頃な2万3000円ほどで購入可能だ。
10インチだと少し大きいなという場合は、8インチモデルが狙い目だ。


3万円台で購入できる10インチSIMフリータブレット


・ASUS ZenPad 10 Z300CL
実売価格 3万6000円前後
ディスプレイ 10.1サイズ HD解像度IPSディスプレイ
CPU クアッド(4コア)コア
動作メモリ(RAM) 2GB
本体保存領域(ROM) 16GB
カメラ イン側200万画素、アウト側500万画素

SIMフリーではないが格安SIMの使える「dtab d-01G」
SIMフリータブレットではないが、ドコモの通信網を利用している格安SIMであれば使える「dtab d-01G」も忘れてはいけない。
ベースとなっているHUAWEIブランドのタブレットと比較して、
・本体保存領域が8GB→16GB
Android OSが4.2→4.4
と、スペックアップしているのが魅力だ。
しかも、実売価格が1万3000円前後と、とても安価なのがさらにポイント高となっている。
しかし、
・動作メモリが1GBしかない
・テザリングできない
という注意点があるのも忘れてはいけない。
動画の閲覧や、音楽を聴く、SNSやメールと使うのには最適なタブレットだろう。


ドコモの高コスパタブレットは1万円台前半と魅力的な価格だ


・docomo dtab d-01G
実売価格 1万3000円前後
ディスプレイ 8インチ HD解像度IPSディスプレイ
CPU クアッド(4コア)コア
動作メモリ(RAM) 1GB
本体保存領域(ROM) 16GB
カメラ イン側100万画素、アウト側500万画素

格安SIMを使うタブレットは「Android」がおすすめ
これから格安SIMの使えるタブレットを買う場合、最初に注意したいのが「OS」だ。
大まかには3つ普及している。
Android
・iOS(iPad)
・Windows
だ。
この中でおすすめしたいのは、比較的安価で、アプリの揃っている「Android」が良い。
それ以外の2つについては、
iPadで格安SIMが利用できるLTE対応モデルはまだまだ高価
Windowsはそのまんまパソコンなので、キーボードやマウスを使ったほうが便利
という注意点があるのだ。

●安くてもメーカー品を買おう
格安SIMを使うタブレットを購入するうえで注意点がもうひとつある。
ネットショップサイトを見ていると、1万円しないようなSIMフリータブレットが売られている場合がある。
しかし、このようなモデルはまだまだ性能不十分で満足に使えないモデルも多い。

最初のうちは、パソコンやスマホを出しているメーカーのモデルを買うべきだ。
狙い目は、
・ASUS
・HUAWEI
・Lenovo

あたりであれば間違いないだろう。
また、使うSIMの通信網がわかっているのであれば、ドコモやauのタブレットもオススメだ。

電子書籍でコミックやマガジンを読む、動画を大迫力で楽しむといった使い方では、格安SIMが使えるタブレットは間違いなくスマホ以上に便利だ。

手頃になった格安SIMの使えるタブレットに注目してみると面白いだろう。


布施 繁樹