cafeglobeより転職:普段は、常に体に良いものを選んで食べていても、「たまの飲み会くらい」「週末くらい」と思ってしまうことがあります。でもじつは、その気のゆるみは思った以上に健康にもダイエットにも良くないという研究結果が、このほど発表されました。

気の緩みが腸内フローラにもたらす悪影響


発表したのは、オーストラリア、シドニーのNew South Wales大学薬理学部、Margaret Morris教授率いる研究グループ。

彼らは、ネズミを、「体に良いものだけを食べるグループA」「身体に悪いもの(飽和脂肪と糖分の多い食事)だけを食べるグループB」「4日バランスの取れた食事のあと3日ジャンクを食べるグループC」の3つに分けて16週間観察しました。

その結果Cグループの腸内フローラは、Bグループと同じだけ悪影響を受けることが分かったのです。

モーリス教授は次のように警告します。「腸内細菌叢の多様性が縮小し、善玉菌が減少するのは、健康にとってマイナスです」。これらの善玉菌こそが、フラボノイドや、抗酸化物質を代謝するのに役立つのです。フラボノイドや抗酸化物質は、体重を減らしたり、脳の機能を保護する助けになります。ジャンクフードを食べていると、善玉菌は減っていきます。

「LA PARISIENNE」より翻訳引用


食欲のコントロールも狂う


またCグループのネズミは、Aグループと比べ体重が18%増加しました。さらに、16週後、普通の食生活に戻したところ、Cグループは、Aグループのネズミの倍の量を食べるようになっていたそうです。これは、

Cグループのインシュリン(血液中の糖度)とレプチン(満腹度のバロメーター)が、AグループとBグループの中間になった。

「LA PARISIENNE」より翻訳引用

ことと無関係ではないでしょう。言い換えれば、普段どんなに身体に良いものを選ぶようにしていても、週末の気のゆるみで、せっかくの努力が文字通り水の泡となってしまうのです。

個人的にもちょっとショックなこの研究結果。同時に、ダイエットすると聞いて久しいけれど、痩せたようには見えない友人(フランス人)の顔がいくつか浮かんでしまいました。

クリスマスだから、週末だから、パーティだからと、何かと「例外」の多いフランス人にとっては、さらに耳が痛すぎる話かもしれません。

ダイエットをするなら、ちゃんと続けられる厳しすぎない計画を立て、その代わり例外は一切許さず、長く継続するのが一番大切だということなのでしょう。


cafeglobeより転載:
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[LA PARISIENNE,Wiley Online Library]

(冠ゆき)
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