22日、台湾では中国からの観光客が減少しており、2〜3年後にはホテル業界に淘汰の波が押し寄せるとみられている。写真はグランドホテル台北(円山大飯店)。

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2016年2月22日、台湾・中時電子報によると、台湾では中国からの観光客が減少しており、2〜3年後にはホテル業界に淘汰の波が押し寄せるとみられている。

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台北のアンバサダーホテル(国賓大飯店)関係者は「観光客向けホテルの客室稼働率は軒並み1〜2%落ち込んでいる」と話す。

台湾交通部観光局によると、観光客向けホテルの客室数は昨年、前年比で約3000室増えた。さらにシーザーパークホテルアンドリゾーツが建設中の万華凱撒と新板凱撒、アンバサダーホテルグループのamba松山店、フーロンホテル(福容大飯店)桃園空港捷運A8などの開業が続き、北台湾だけで今年末までに2000室が増えることになる。

観光局によると、観光客向けホテルの昨年の客室稼働率は前年比で2〜5%下落している。稼働率が65%から78%へと伸びたハンブルハウス台北はレアケースだ。

アンバサダーホテルの関係者は「台湾のホテル業界には2〜3年後に淘汰の波が押し寄せるだろう。高級ホテルが増える一方で、平均的な所は減ることになる」と話す。amba系列ホテルの現在の宿泊料金は3000〜3500台湾ドル(約1万1000円)だが、4000元以上への値上げも検討されている。(翻訳・編集/柳川)