劇的before→after!中国に移籍した選手達の年俸はこうなった
冬に使った移籍金がプレミアリーグを超えたと話題になった中国リーグ。どうしても、移籍金ばかりが話題になるが移籍した選手達の“年俸”はどうなっただろうか。
今回は各種報道を元に11人の著名な選手達の移籍前・移籍後の年俸を調べてみた。
2016シーズンの中国リーグ年俸
※為替レートは2/21現在、そのため報道時と多少ずれがある場合があります。
ジェルヴィーニョ(コートジボワール代表)
ローマ 270万ユーロ(およそ3億4000万円)
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河北華夏幸福 500万ユーロ(およそ6億3000万円)
『Gazzetta dello Sport』より3年契約で計1500万ユーロ(およそ18億8000万円)になるという。
エセキエル・ラベッシ(アルゼンチン代表)
パリ・サンジェルマン 450万ユーロ(およそ5億6000万円)
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河北華夏幸福 1500万ユーロ(およそ18億8000万円)
『L'EQUIPE』によると1500万ユーロ、『Sky Sports』は1300万〜1500万ユーロと報道。『Daily Mail』によると、2年総額2350万ポンド(およそ38億円)だという。
フレディ・グアリン(コロンビア代表)
インテル 210万ユーロ(およそ2億6000万円)
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上海申花 600万ユーロ(およそ7億5000万円)
長友の同僚だった彼も中国へ。『Tuttomercatoweb』によると600万ユーロだが、550万ユーロとの報道も。
アレックス・テイシェイラ(ブラジル)
シャフタール 不明
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江蘇蘇寧 1000万ユーロ(およそ12億5000万円)
移籍金5000万ユーロ(およそ62億7000万円)もすごかったが、年俸も半端ない。『The SPORT Bible』によると週給19万2000ユーロ(およそ2400万円)になるという。
ジャクソン・マルティネス(コロンビア代表)
アトレティコ・マドリー 600万ユーロ(およそ7億5000万円)
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広州恒大 1250万ユーロ(およそ15億7000万円)
僅か半年でスペインを離れ中国へ。ポルト時代は年俸400万ユーロ(およそ5億円)だったという。アレックス・テイシェイラらと並び脂ののったビッグネームが引き抜かれたことに騒然となった。
チームメイトのパウリーニョの年俸がおよそ15億円、ヒカルド・グラウがおよそ10億円と言われており彼らを上回ることになる予定。『The SPORT Bible』によると1時間あたり1400ユーロ(およそ17.5万円)を稼ぐのだとか。
ラミレス(ブラジル代表)
チェルシー 733万ポンド(およそ11億8000万円)
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江蘇蘇寧 1000万ポンド(およそ16億2000万円)
今冬の爆買いはラミレスが冬の最高移籍金で中国へ引き抜かれたことから始まった。『Telegraph』によると年俸1000ポンド(およそ16億2千万円)、『Chelsea FC Latest News』によると週給6万5000ポンド(1054万円)で、昨年秋には7万ポンド(1135万円)での契約更新オファーを出していたという。
ステファヌ・エンビア(カメルーン代表)
トラブゾンスポル 300万ユーロ(およそ3億8000万円)
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河北華夏幸福 単年でおよそ833万ユーロ(およそ10億4000万円)※3年間で計2500万ユーロ(およそ31億円)
トラブゾンスポル時代の年俸は『AS』より。3年間で計2500万ユーロ(およそ31億円)なので、1年単位でも3倍以上に。2010年ワールドカップで日本と対戦した選手だが、ここまでの高給取りになると誰が思っただろうか。
ガエル・カクタ(フランス)
セビージャ 100万ユーロ(およそ1億3000万円)
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河北華夏幸福 600万ユーロ(およそ7億5000万円)
日系でも知られる元フランス・ユース代表フォワード。100万ユーロだって十分すごいのだが、実に6倍に。
レナト・アウグスト(ブラジル代表)
コリンチャンス 不明
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北京国安 650万ユーロ(およそ8億1000万円)
かつて、レヴァークーゼンで活躍し今季はブラジル全国選手権優勝をしたコリンチャンスの一員だった。チームメイトも続々と中国入りを果たした。
ジウ(ブラジル代表)
コリンチャンス 不明
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山東魯能 300万ユーロ(およそ3億8000万円)
190cmの長身を誇るセンターバック。『globo』によると4年という長期契約で合計1200万ユーロになるという。
ブラク・ユルマズ(トルコ代表)
ガラタサライ 230万ユーロ(およそ2億9000万円)
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北京国安 800万ユーロ(およそ10億円)
『新華社通信』によると800万ユーロだという。アルベルト・ザッケローニ新監督の元でエースストライカーとしての働きが期待される。
ほとんどの選手は給与が倍増しており、中には6倍という強者もいた。金銭面では魅力の中国、いつまでこの状況は続くのだろうか。