22日、釜山外国語大学のキム・ムンギル名誉教授が、「日本が強制徴用犠牲者のために建てた碑に刻まれた『殉難』『殉職』の文字を『犠牲者』に直さなければならない」と主張した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年2月22日、韓国・聯合ニュースによると、日韓文化研究所所長を務める釜山外国語大学のキム・ムンギル名誉教授が、「日本が強制徴用犠牲者のために建てた碑に刻まれた『殉難』『殉職』の文字を、『犠牲者』に直さなければならない」と主張した。

「殉難」は国家や社会、宗教上の危難のために身を犠牲にすること、「殉職」は職責を果たそうとして犠牲になることを意味する言葉。

韓国京畿道水原市で22日に開催された日本の「竹島の日」式典に抗議するためのイベントに出席したキム教授は、「日本は炭鉱に強制徴用して労役を課し、その過程で犠牲となった朝鮮人労働者を『殉難者』『殉職者』と呼んでいるが、一体誰のための殉職なのか?理に適っているのだろうか?」と主張した。その上で、「朝鮮人は人間以下の扱いを受けて犠牲となった。殉難や殉職をしたのなら遺骨を発掘、埋葬して追悼するのが正しい。日本は碑文を直し、朝鮮人の遺骨を韓国に返すべき。歴史を歪曲(わいきょく)し続ける日本を根本から変えない限り、『竹島の日』のような身勝手な行事はこれからも続くだろう」と強調した。

キム教授によると、福岡県田川市などには「朝鮮人炭坑殉難者之碑」「田川地区在日朝鮮人殉難者霊位」「田川地区炭鉱殉職者慰霊ノ碑」などと表記された碑文が50余り建てられている。また、北海道や沖縄県にあるものも含めると200を超えるという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「犠牲者と表記するのが正しい。日本が過去を隠し、美化させるために殉職という言葉を使っているだけ」
「どんなに隠しても、真実は絶対に消えない」

「これもすべて親日派が国を支配しているせいだ」
「日本は信じられない。自ら直しにいくべき」

「なぜ日本はドイツのように反省できないの?」
「殉職=本人が望んで仕事をしていた場合。日本語では違う意味なのか?」

「韓国政府は国民の税金で何をしているんだ?」
「韓国で訴えていても何の意味もない」
「日本の立場からしたら、国のために働いて犠牲となった人だから、『殉職』でいいのでは?」(翻訳・編集/堂本)