22日、ささいなことで警察に110番通報する行為が日本でも問題視されているが、中国・法制日報によると中国でも同様の事態が起きている。写真はスマートフォン。

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2016年2月22日、ささいなことで警察に110番通報する行為が日本でも問題視されているが、中国・法制日報によると中国でも同様の事態が起きている。

同紙が紹介したのは江蘇省の実態で、昨年は通報件数4077万件のうち、6割近くを警察の任務とは関係のない通報が占めた。今年の春節(旧正月)シーズンでも迷惑通報は4割以上を占めた。

その一部の例として挙げられたのが「夫が深酒をしてマンション1階にへたり込んだ。自分1人の力では動かせないが、日頃付き合いのない近所には恥ずかしくて声を掛けづらい。夫を家に運び込むのを手伝ってほしい」というもの。警察は現場に駆け付けたが、警察車両の回転灯に反応した男性はすぐに立ち上がり、「大丈夫」と回答。その後、警察は負傷などがないことを確認してその場を去った。

このほか、「“シイタケ”の名前が付いている即席めんの中にシイタケが入っていなかった。スーパーに説明を求めたかったがレシートがなく、自分がこの店で商品を買ったことを示す証拠がない。店内の監視カメラを確認させてほしいと店に頼んだが応じてもらえなかった」という男性の110番通報。さらに「便秘がつらいから」という理由で電話をした女性や、酒に酔って虚偽の爆破予告電話をした男性もいた。この男性は自身が通報したことすら覚えておらず、「社会の安全を脅かす情報を捏造(ねつぞう)した」として1年3カ月の懲役が言い渡されている。(翻訳・編集/野谷)