21日、豪研究者がこのほど、2050年には世界総人口の約半数が近視になると予測する報告書を発表した。近視者の5人に1人が失明リスクを抱えることになるという。

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2016年2月21日、中国新聞社によると、2050年には世界の約半数が近視になると予測する報告書を豪ブライアン・ホールデン・ビジョン・インスティテュートの研究者が発表した。将来的に近視は視力を失う主要な原因となり、近視者の5人に1人が失明リスクを抱えることになるという。

近年、近視人口が世界的に増加しているが、報告書では、50年には近視総人口は47億5800万人となり、世界総人口の49.8%を占めると予測されている。さらに、その中でも9億3800万人はさまざまな眼病を伴う悪性近視の状態になり、永久に視力を失うリスクを抱えることになると指摘されている。

現在、世界総人口73億のうち近視者は約20億人。BBCは1970年代から2000年代初頭までの間に米国やアジア地域の一部で近視率が倍増し、近年はさらに状況が悪化していると報じている。韓国では若者の96%が近視で、シンガポールや日本などでも同80〜90%と高い割合になっている。

専門家は、近視人口の増加は生活習慣の変化によると指摘している。戸外で遊ぶ機会が減る一方、モニターを見る時間は増えている。報告書の共同執筆者の1人は、近視人口の急増は世界的な公衆衛生問題になっているとし、子どもに毎日戸外で2時間程度遊ばせると近視の改善を促すと話している。(翻訳・編集/岡田)