Doctors Me(ドクターズミー)- 「癒されたいにゃー」猫の癒し効果を医師から解説します

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にゃんにゃんにゃん!2月22日は猫の日です。

昨今、猫カフェが出店されたり、各地で『猫展』が開催されたりと猫ブームが訪れている気がします。かわいいネコを見ると思わず顔がほころんでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は猫の癒し効果について、医師に話を聞きました。

まずはストレスがかかった体内を解説

人間はストレスを感じると、体内で「コルチゾール」というホルモンを分泌します。
コルチゾールは、脂質の代謝や骨の生成などの働きがあるホルモンです。長期間にわたってストレスや疲労など、精神・身体的な負担を抱え続けているとコルチゾールは過剰に分泌されます。

コルチゾールの過剰分泌は記憶力低下の原因となり、さらには高血圧から重大な心疾患までも抱えるリスクがあります。

猫とふれあうことで、血圧が安定する?

そこで注目を集めているのが、猫です。
猫に触れると、このコルチゾールを抑制することができ、血圧が安定するということが実際に証明されています。

海外で話題になっていた「アニマルセラピー」が、最近では日本でも注目されています。老人ホームやデイサービスなどで、動物によるセラピーを実践している施設も増えてきていますし、猫や犬を飼うことを希望している人も増えています。

以前はアニマルでセラピーに登場するのは犬がメインでした。しかし近年は、猫とふれあうことでも健康になる効果があると言われ「癒しを与えてくれる動物」として広く取り上げられています。

猫の癒し効果の理由は…?

猫を飼ったことのある人は、猫を飼っていない人に比べて病気の発症リスクが少なくなる傾向があります。

1.心臓発作になるリスクの減少
猫を飼ったことがない人よりも、心臓発作を起こす可能性が30%減少

2.脳血管疾患のリスクを軽減
猫を飼ったことがない人よりも、脳血管系の疾患の発症が約40%軽減

そして特に、猫が「ゴロゴロ」と喉を鳴らすと音が、自然治癒力を高めるといわれています。猫の「ゴロゴロ」音を聞くと、ストレス軽減、不安解消の効果があるといわれています。このことから、ストレスを感じると分泌されるコルチゾールが落ち着き、血圧も安定に向かうと考えられます。

また、人が動物の体に触れると「オキシトシン」と呼ばれるホルモンの量が多くなるといわれています。
オキシトシンは、楽しさを感じてるなど幸福感に影響を与えるとされています。動物に触れた人間のオキシトシンの量が多くなるように、触られた動物達の体内でもオキシトシン量が多くなることが証明されています。人と動物が癒し合えるわけです。

このように、癒しとホルモンのバランスには大きな関係性があります。猫が今、注目を集めているのは、このような効果の影響もあるでしょう。

【医師からのアドバイス】

猫に限らず、癒しが健康にも大きな影響を与えているのは確かです。少し疲れた時や、ストレスがたまった時のためにも、自分に合った癒し方を見つけておくといいですね。

今まで猫に縁がなかった方も、興味があれば猫カフェなどで猫と触れ合ってみてはいかがでしょうか。

(監修:Doctors Me 医師)