21日、北朝鮮が行っている韓国向けの拡声器放送により南北境界付近に暮らす韓国の市民らの睡眠が妨げられているとの報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。写真は南北軍事境界線付近。

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2016年2月21日、韓国・聯合ニュースは、北朝鮮が行っている韓国向けの拡声器放送により、南北境界付近に暮らす韓国の市民らの睡眠が妨げられていると報じた。

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北朝鮮による4度目の核実験への対抗措置として韓国軍が先月8日に再開した拡声器放送。北朝鮮もこれに対してすぐさま韓国向けの放送を開始したが、このほど韓国政府が決定した開城工業団地の稼働中断以降は、1日最長15時間の放送に拡充しているという。

これで日常生活に大きな被害を受けているのが、北朝鮮との境界に近い坡州市や漣川郡の住民たちだ。午後6時からの放送が朝の4〜5時ごろまで連日続き、ここ数十年でも最大規模の音量で響き渡る。住民らが「飛行機が離陸するような音」「屋外では耳が痛くなるほど」と表現するその音は、車の通りが少ない夜間や北風が吹いた場合には、より大きく聞こえるという。

それでも住民らは「北朝鮮がまた挑発することのないように、(韓国軍の)拡声器放送は当然必要だ」と、韓国側の戦略に理解を示している。これに、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「さすが境界近くの住民の安保意識はすごいね。眠れない状況でも対北拡声器放送を中断すべきでないとは…尊敬する」
「残念だけど、そこに住んでるということで仕方ないね。国会議員の年俸を削ってこの地域の住民に支援してあげて」
「別の地域に住んでいる皆さん、坡州や漣川の農産物を買いましょう」

「政府は住民向けに耳栓を支給しないといけないね」
「放送内容で勝負にならないから、音量で勝負してるのかな?」
「ただ音量を上げたと思ったら間違い。南へのトンネル掘削の音が聞こえないようにしているんだ」

「こっちはグルメ番組で対抗したらどうかな。肉を焼く音とか、鍋がぐつぐつ煮える音、ぺちゃぺちゃ食べる音を聞かせてやろう」
「金正恩(キム・ジョンウン)の首を取った人に賞金を出すと放送しては?」
「世界最大のスクリーンを設置して、韓国ドラマやK−POPを流そう」(翻訳・編集/吉金)