21日、中国・北京市が、深刻な大気汚染の解決策として、市内に「風の通路」を複数建設しスモッグを吹き飛ばすことを計画していることに、市民などから疑問の声が上がっている。写真はスモッグでかすむ北京の天安門。

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2016年2月21日、英BBC(中国語電子版)によると、中国・北京市が、深刻な大気汚染の解決策として、市内に「風の通路」を複数建設しスモッグを吹き飛ばすことを計画していることに、市民などから疑問の声が上がっている。

新華社通信によると、北京市都市計画委員会の王飛(ワン・フェイ)副主任はこのほど、郊外から流れてくる空気が市の中心部を通り抜け、大気汚染物質を除去することができるよう、風通しの良い主要道路や公園、緑地、大規模空地などを南北に結ぶ「風の通路」として、幅500メートルのものを5本、幅80メートルのものを複数設ける計画を明らかにした。

BBCによると、この計画を受け、中国のインターネット上には、「場当たり的だ」「汚れた風が送り込まれた地域に暮らす人たちはどうなる」といった疑問の声が相次いでいる。(翻訳・編集/柳川)