20日、第66回ベルリン国際映画祭でグランプリを逃した中国映画「長江図」だが、カメラマンのマーク・リーが芸術貢献賞を受賞した。

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2016年2月20日、第66回ベルリン国際映画祭でグランプリを逃した中国映画「長江図」だが、カメラマンのマーク・リー(李屏賓)が芸術貢献賞を受賞した。聯合報が伝えた。

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中国語映画で唯一、コンペティション部門にノミネートされていた「長江図」。惜しくもグランプリは逃したが、台湾人カメラマンのマーク・リーが芸術貢献賞を受賞。また、シンガポール出身の若手監督ツォン・ウェイリャン(曾威量)が、ショートフィルム「禁止下錨」でアウディ短編賞を受賞した。

マーク・リーは、台湾の巨匠ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の作品を手掛けていることでも知られる著名カメラマン。2000年の第53回カンヌ国際映画祭では、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の「花様年華」で、クリストファー・ドイル(杜可風)と共に技術特別賞を受賞している。しかし今回は、「世界3大映画祭」で初めての個人受賞となった。

「長江図」は、中国の俳優チン・ハオ(秦昊)が長江の船乗りを演じ、悠久の流れを舞台に男女を描く細やかな恋愛映画。撮影は2カ月にわたってほとんどが船の中で行われ、極寒の長江の最も美しい姿を捉えた映像が評価されたものだ。

華人の移民問題を扱った「禁止下錨」のツォン・ウェイリャン監督はシンガポール出身で、現在は国立台北芸術大学で学んでいる。今回のベルリン国際映画祭では、いずれも台湾の映画人が受賞したことになる。(翻訳・編集/Mathilda)