簡単ごちそうレシピ 「チーズインアボカド田楽」がとろウマ!

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「世界一栄養価の高い果物」とわれるアボカド。年中スーパーで売っているので、朝ご飯から、ちょっとした集まりのスペシャルメニューまで、食卓に欠かせない存在ですね。

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けれど、いつも切るだけ、つぶすだけ。レシピも少なく前菜やサラダとしてだけになってしまいがちですね。

アボカドはコクや風味があって美味しく、調理もカンタン。

学生時代からアボカドを研究してきた、“アボカド料理研究家”の緑川鮎香さんは、「幅広い食材と相性がよく、さまざまな味付けで多彩な料理に仕上げることができます。その豊富な脂肪分をいかし、バターや生クリームのかわりに使えば、カロリーダウンにも」とその魅力について語ります。

緑川さんは『Avocados From Mexico』主催のアボカド料理コンテストで、2度の連続優勝を果たした研究家。

今回は緑川鮎香さんの新著『アボカドがあればごちそうレシピ―「アボカド料理研究家」が見つけた美味しい100の活用法』から、自宅で簡単に作れる『チーズインアボカド田楽』をご紹介していきます。

約10分でつくれる緑川さんおすすめのメニュー。アボカドでメインメニューを作ってみましょう!

『チーズインアボカド田楽』

香ばしく焼いたみそにとろ〜りと溶けたチーズがのった、贅沢なアボカド田楽。あっという間にペロリの一品です。

材料(2人分)

アボカド……1個

A
味噌……大さじ1
みりん……大さじ1/2
酒・砂糖……各小さじ1

ピザ用チーズ……15〜20g(くぼみの大きさに合わせて)

パセリ……適量

作り方

(1)アボカドは縦半分に切って種をくり抜き、実に格子状の切り込みをいれる。

(2)Aを小鍋に入れてよく混ぜ合わせる。弱火にかけてかき混ぜながら、1分ほど煮詰める。

(3)アボカドの断面に(2)をまんべんなく塗り、くぼみにピザ用チーズをのせる。オーブントースターで焦げ目がつくまで7〜8分ほど焼く。パセリをみじん切りにしてちらす。

一言メモ

あふれそうなぐらいにチーズをのせても、焼くとくぼみにしずみます。こんもりとのせて大丈夫です。

アボカドの基本のむき方をマスター

アボカドは大きな種があり、立体的な形をしているので、むき方・切り方が分からないという方も多いはず。キレイにむくには下記のようにするとよいのでぜひマスターしてみましょう。

(1) アボカドを縦に持って包丁を入れ、手を動かしながら、種に沿って一回転させます。まな板にアボカドを置いて包丁を入れ、アボカドを一回転させても○。

(2) アボカドを両手で持ち、左右の手で逆方向にスライドさせ、半分にします。

(3) 種に包丁の刃元をさし、左右に動かしながらえぐり取ります。

(4) 手で皮をむきます。さらに必要に応じて、切ったり加工したりします。

まとめ

オレイン酸が豊富に含まれているアボカドは、悪玉コレステロールを減らし、美肌やアンチエイジングにももってこいの食材。

チーズ&味噌と組み合わせた『チーズインアボカド田楽』は、おつまみや食事の替わりにもなり、初めてアボカドを温めて食べる人にも失敗の少ないメニューです。

書籍情報:緑川鮎香『アボカドがあればごちそうレシピ―「アボカド料理研究家」が見つけた美味しい100の活用法』(SBクリエイティブ)