トッティ問題に揺れるローマ、ゼコの名誉挽回弾やサラーの2発などで圧勝&5連勝《セリエA》

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▽21日にスタディオ・オリンピコで行われたセリエA第26節のローマvsパレルモは、5-0でローマが勝利した。

▽前節のカルピ戦を3-1で制したローマは、4連勝を飾って4位に浮上した。スパレッティ監督は、0-2で敗れた4日前のCLレアル・マドリー戦からスタメンを3人変更。ヴァンクール、ペロッティ、エル・シャーラウィに代え、マイコン、ケイタ、ゼコを起用し、ピャニッチをトップ下に置く[4-3-1-2]のシステムを採用した。また、重傷からの復活を目指すストロートマンが約1年ぶりにベンチ入りを果たした。

▽5人の監督交代を経て、約3か月ぶりにイアキーニ監督を再招へいしたパレルモをホームに迎えたローマ。出場機会を求め、去就問題に揺れるトッティがスタンド観戦した中、右サイドに張るサラーを起点にチャンスをうかがっていく。しかし、敵陣に侵攻するものの、5バックを敷くパレルモの守備網を攻略できない。

▽それでも26分、ボックス右でボールを受けたナインゴランが遅れて対応したフランコ・バスケスに倒される。主審は一瞬、PKスポットを指しかけたが、PKの判定を下さない。さらに、その直後には決定機。ボックス右深くでクリアボールを拾ったマイコンがゴール前でフリーのゼコに丁寧なラストパスを送るが、ゼコが左足インサイドで合わせたボールはミートせずに枠の右に外れた。

▽まさかのシュートミスを犯したゼコだったが、すぐさま名誉挽回。30分、右サイドのピャニッチが入れたクロスを胸でコントロールし、左足でコンパクトに振り抜いたシュートでゴールに突き刺した。先制したローマは、その後もゼコにボールを集めて追加点を目指す。44分にピャニッチが直接狙ったFKは左ポストに防がれ、1点のみで前半を終える。

▽迎えた後半もローマが早々にチャンスを作る。47分、自陣でボールを奪ったナインゴランが左サイドを持ち上がってファーサイドにクロスを送ると、走り込んだマイコンが右足ボレーでうまく合わせる。これは枠にいかなかったが、53分にフロレンツィの右CKから中央のゼコが競ってファーサイドに流れたボールを収めたケイタが素早く右足で突いてゴール左に押し込んだ。

▽リードを広げたローマは60分、ピャニッチのクサビをゼコがボックス左へフリックすると、これに反応したサラーがゴール右に左足のシュートを突き刺した。その直後にもサラーは魅せる。62分、ナインゴランの見事な持ち上がりからカウンターを発動。ボックス右でボールを受けたサラーは、コントロールが大きくなりながらも飛び出すGKを外し、角度のない位置から左足で巻いたチップキックを無人のゴールに流し込んだ。

▽4点差としたローマは70分、ピャニッチのスルーパスからゼコが左足のシュートを決めるが、これはオフサイドの判定が下される。このままリードを保つと、77分にマイコンに代えてストロートマンが登場。ロマニスタによる温かな拍手に迎え入れられ、オランダ代表MFが約1年ぶりにオリンピコに戻ってきた。

▽結局、89分に途中出場のペロッティが入れたクロスからゼコがヘディングシュートを決めてドッピエッタを達成。5ゴールでパレルモに圧勝したローマが5連勝を飾った。