<慰安婦問題>馬総統、日本政府に正式謝罪求める/台湾

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(台北 21日 中央社)馬英九総統は21日、今年1月に肺炎のため亡くなった元慰安婦の鄭陳桃さんを偲ぶ会に出席し、日本政府に対して慰安婦への正式な謝罪を改めて求めた。

馬総統は、昨年8月14日に安倍晋三首相が発表した戦後70年談話の内容に触れ、殖民や侵略に対する謝罪はあったものの、慰安婦に対するお詫びの言葉はなかったと指摘。引き続き日本に働きかけ、慰安婦の尊厳と名誉を回復させたいと語った。

また、政府は1947年に起きた二二八事件に関して誠実な態度で反省と謝罪、賠償、名誉の回復などに取り組んできたと強調。日本に誠意ある対応を求めたほか、慰安婦に謝罪すれば多くの人々からさらに尊敬されるだろうとする見方を示した。

台湾の元慰安婦で存命しているのは3人。支援団体は17日、今年9月にも台北市内に台湾初の慰安婦記念館を開館させると発表した。

(劉麗栄/編集:齊藤啓介)