19日、オーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、激増する中国の水族館で海洋動物たちが悲惨な境遇にあると報じた。狭い水族館に海洋動物を押し込めるのは残酷だとの批判が高まっている。特に大型の鯨類の飼育が問題だ。写真は大連の水族館。

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2016年2月19日、オーストラリア紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、激増する中国の水族館で海洋動物たちが悲惨な境遇にあると報じた。

今、中国では水族館がブームとなっている。中国全土に39個所あるが、新たに16個所が建設中だ。イルカやアシカのショーは大人気で、多くの入場客がカメラを向けていた。しかし狭い水族館に海洋動物を押し込めるのは残酷だとの批判が高まっている。特に大型の鯨類の飼育が問題だ。彼らは日々長大な距離を遊泳している。それを小さな水槽に押し込めておくことが正しいのだろうか。

中国の水族館には490頭以上もの鯨類が飼育されている。世界的に動物愛護を求める呼び声が高まるなか、米国などでは水族館は減少傾向にある。中国の水族館熱の高まりはこの流れに反したものと言えるだろう。(翻訳・編集/増田聡太郎)