普段何気なく利用する鉄道の駅。その駅舎はそれぞれ現地の文化、生活状況に合わせて異なるデザインを持っている。駅舎巡りをテーマとした旅もまた、楽しいものである。日本の鉄道文化に興味津々な中国人も、個性的な駅舎に「これが日本か……」と感嘆するようだ。(イメージ写真提供:(C)flamiaki8/123RF)

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 普段何気なく利用する鉄道の駅。その駅舎はそれぞれ現地の文化、生活状況に合わせて異なるデザインを持っている。駅舎巡りをテーマとした旅もまた、楽しいものである。日本の鉄道文化に興味津々な中国人も、個性的な駅舎に「これが日本か……」と感嘆するようだ。

 中国メディア・網易は18日、「こんな駅を見ていたら、見とれて列車に乗り遅れてしまう。日本の都市や農村に存在する奇抜な鉄道駅は、外観だけでも魅力的であり、ため息を禁じ得ない」として、日本国内のユニークなデザインの駅の数々を紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介したのは、宇宙船をイメージして建てられた新潟県上越市のくびき駅、屋根の上に巨大な亀の頭が乗った岡山県美咲町の亀甲駅、クジラ模した三重県四日市市の近鉄富田駅、伝統的な手法を用いた建物で猫を象った和歌山県貴志川町の貴志駅、ご当地名物「世界最大の太鼓」のデザインをそのまま取り入れた秋田県北秋田市の糠沢駅など。

 また、真岡鉄道ご自慢のSLをモチーフにした栃木県真岡市の真岡駅、亀岡遺跡で出土した土偶をあしらった青森県津軽氏の木造駅、現地に伝説が存在する河童の形をした、福岡県久留米市の田主丸駅も紹介している。

 取り上げられた駅の多くは、現地に関係のある動物や物をイメージしたデザインの駅舎を持っている。中には無人駅や利用者が少ない駅もあり、「町おこし」的な狙いで作られたものも多い。広い中国、各地にさまざまなゆかりの人物や物事があるはずであり、駅や公共施設のデザインに効果的に利用されるようになれば面白いだろう。

 記事は最後に、東京駅を紹介。「まるで欧州にいるような錯覚に陥る東京駅の赤レンガ建築は、夜のライトアップで神秘的な姿が浮かび上がる」としている。やはり、中国人から見ても日本を代表する鉄道駅を挙げるとするならば、歴史と芸術性を兼ね備えた「東京駅」ということになるのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)flamiaki8/123RF)