写真は「新婚さんいらっしゃい!」HPより

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 落語家・桂文枝(72)が20年に渡る不倫をしていた──2月19日発売の写真週刊誌「フライデー」では、不倫相手とされる演歌歌手の紫艶(しえん、38)のコメントおよび旅行先と思われる場所での2ショット写真が掲載されている。

■「新婚さんいらっしゃい!」の司会が不倫とは……

 文枝は上方落語の重鎮であるとともに、吉本興業所属の大御所タレントとしてテレビでも長年にわたり活躍してきた。2012年まで「桂三枝」として活動していたため、「三枝師匠」と呼ぶ人もいまだに多い。

 1971年1月から続く長寿番組、テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい!」では、椅子から転げ落ちる芸も人気。2015年7月、文枝が司会を44年127日務め続けたとして、「同一司会者によるトーク番組の最長放送」のギネス記録に認定された。放送開始の1971年は、文枝が婚約した年でもある。

 そんな新婚さんをいじる立場の文枝が不倫と聞いて、多くの人が、椅子からこけるほどの驚きを見せたのではないか。しかも、紫艶の年齢が公称通りで、20年前から交際しているのが事実であれば、紫艶が未成年である高校時代からの付き合いになる。紫艶は1978年の早生まれ。1月に38歳になった妙齢の女性だ。

 ベッキーに始まり、イクメン議員と2016年は何かと不倫のトピックが多い。しかし、文枝の不倫報道はそこまでめくじらがたっていないから不思議だ。

「2016年に入り、政治家やミュージシャンなどの不倫騒動が次々と発覚し、当事者たちもそれなりの代償を受けてきた。しかし、文枝の件は好意的な反応も多い。落語家の芸の一部だから、とか、20年の付き合いなら、事実上の妻では? とか。 文枝さんの人柄によるところも大きいのでしょうね」(芸能関係者)

 なお、フライデーの報道を受けて、吉本興業は交際の事実を完全否定。また、文枝と紫艶とは「10数年会っていない」としている。なお、芸名「紫艶」の名づけ親は文枝である。

 紫艶は中江ひろ子名義で活動していた18歳で「吉本演歌歌謡曲選手権」で優勝。紫艶名義では2000年に「渋谷のネコ」でデビュー。同年、日本有線大賞新人賞を受賞した。写真集を出すなど「セクシーな演歌歌手」として知られたが、近年は目立った活動を行っていない。ホステスをしており、芸能界からは事実上引退状態とも報じられている。

 そんなことから、

「フライデーに写真を流出させたのは紫艶側ではないか。今、話題になっている加藤紗里の影響もあって、そんな連想をする芸能関係者もいます」(同前)

 と推測する声も。お笑い芸人・狩野英孝(33)と破局したグラビアアイドル・加藤紗里(25)と似たような動きにも見えなくもない。

 文枝側が完全否定したことで早々に収束するのか、紫艶からの反撃はあるのか、今後の動向はいかに。

(文/春山修司)