本の出版点数が過去10年で最低に  初めて4万点下回る

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(台北 20日 中央社)台湾における本(電子書籍を含む)の出版点数が昨年は前年比1881点減の3万9717点と、初めて4万点を下回り、過去10年間で最低となったことが19日、国家図書館(台北市)が公表した調査結果で分かった。

同館は出版点数が減少した原因について、経済の落ち込みに加え、スマートフォンが普及し、若者がインターネットを使って本を読むようになったことが影響していると分析。同年の電子書籍の出版点数(2147点)は約31%増加するも、書籍全体の5.4%にとどまったという。

分野別では医療・ヘルスケア、経済と経営管理、芸術、レジャー・旅行、社会・公民などが増加。中でも昨年ブームとなった大人向けの塗り絵は売れ行きが好調で、オンライン書店の博客来での総売上は27万部に達した。

同館の調査結果によると、2015年の出版社数は5030社と前年比で57社減少した。

(陳至中/編集:杉野浩司)