「学びはいつ始めても遅いということはない」という言葉をよく耳にする。学びは決して学生だけのものではなく、新たな知識や技能の習得に向けて学びを続ける社会人も少なくない。中国メディア・人民網は17日、日本人が学びを重視しており、成人の半数近くが何らかの習い事をしていると報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 「学びはいつ始めても遅いということはない」という言葉をよく耳にする。学びは決して学生だけのものではなく、新たな知識や技能の習得に向けて学びを続ける社会人も少なくない。中国メディア・人民網は17日、日本人が学びを重視しており、成人の半数近くが何らかの習い事をしていると報じた。

 記事は「日本の都市が持つ清潔さや秩序、市民のモラルに日本を訪れた人の多くが感服するが、それには学校や家庭の教育、そして市民の自主的な学びが不可欠なのだ」と解説。そのうえで、内閣府が先日発表した成人の教育に関するアンケート調査において80.9%の市民が「教育関連のニュースや話題に興味を持っている」と回答したことが明らかになったことを挙げ「日本の教育に対する重視ぶりが分かる」と評した。

 また、47.5%が「この1年で余暇を使って生涯学習をした」と答え、健康やスポーツ関係の習い事が最も多く、個人の趣味、そして職業技能関連の学習と続いたことを紹介。52.1%が学びによって「人生がより豊かになった」、45%が「健康が維持あるいは改善された」と回答したことを伝えた。

 一方で、生涯学習を行った市民が3年前に比べて10ポイント低下ほか、学びの理由では「仕事の能力を高めるため」の割合が増加しているとも説明。日本人の生涯学習がより「現実的」になっているとの分析を紹介した。

 余暇の時間にスポーツや趣味の習い事に興じるというのは、日常の家事や仕事で溜まったストレスを発散する意味合いもある。それが仕事で生きる知識・スキルの向上にシフトしつつあるというのは、金銭的にも時間的にも余暇を楽しむ余裕がなくなりつつあることを示しているのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)