17日、韓国・仁川空港で警備の目をかいくぐっての密入国事件などが相次いだことを受け、MBCテレビは空港警備職員への教育の実態について報じた。写真は仁川空港。

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2016年2月17日、韓国・仁川空港で警備の目をかいくぐっての密入国事件などが相次いだことを受け、MBCテレビは空港警備職員への教育の実態について報じた。

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仁川空港は韓国最大の国際空港であり、国内で最も厳重な保安レベルが要求される施設だ。警備・保安を専門に従事する職員は協力業者17社の3000人余り。彼ら全員に対し、毎月4時間以上の出入国警備教育と、管轄警察署への報告が義務付けられている。しかしMBCが入手した、ある警備職員が法務省に提出した陳情書によると「正しく教育を受けたことも、本社から警備の指導者が来たこともない」という。

そこでMBCが空港での勤務経験がある元警備職員らに話を聞くと、「教育を受けたというサインだけさせられていた。(証拠用の)写真を撮ったこともある」「(教育を受けないから)警戒心も起きず、みんなやる気がない」と、そのずさんぶりがあらわになるばかり。空港警察にこの証言をぶつけても、「1年に2回、警備業者の指導・点検を行っているが、教育をしていない事実は把握できなかった」との答えが返ってきただけだった。

この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「世界一の空港、そして世界最高の非正規職が働く空港。これがヘル朝鮮の現実だ」
「下請け企業は安全教育のことなんか気にしてない。17社で3000人とは、非正規職の天国だね」
「これに関わってる空港公社の職員をくびにしてくれ」

「世界最高のバイト空港」
「あちこちみんな腐ってる!上の水が澄んでいなければ下の水も澄むわけがない。まず政治から浄化を!」
「警察と軍人を警備に使えばいいのに」

「この国がつぶれないことが不思議なくらい」
「学校のガードマン教育も同じ手を使ってるよ。毎月サインするだけ」
「国の安全に直結する所で金をけちるとは…」
「そもそも保安を外注してるくせに、教育なんて高尚なことを期待してるんですか?」(翻訳・編集/吉金)