モウリーニョ氏、古巣インテル愛を語る…監督には就任しないと断言

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 前チェルシー指揮官のジョゼ・モウリーニョ氏が、古巣インテルの指揮官に就任することはないと明かした。19日付のイタリア紙『ラ・スタンパ』が伝えている。

 今シーズン終了後、マンチェスター・Uの新監督に就任することが有力視されているモウリーニョ氏。「私の次のクラブ?本当に知らないんだ」と新天地を明らかにすることこそなかったものの、「ただ、1つだけ確かなことがある。私はフットボールを愛しているし、これまでと同じ情熱や野心をもって復帰したいと思っている」と現場復帰を希望していると明言。「現在、全てのクラブ、全ての指揮官を尊重している。私がクラブを探すのではなく、クラブが私を探すんだ」と、特定のクラブへの就任は目指していないことを説明した。

 モウリーニョ氏は、自身がインテル指揮官を務めていた当時の会長であるマッシモ・モラッティ氏と20日に会食をする予定。その後、セリエA第26節のインテル対サンプドリア戦を視察するという。「インテリスタの魂を持ってサン・シーロへ行くよ。勝利を見届けたい」と“インテル愛”を主張したが、一方で「これだけは明らかにさせておきたい。来季インテルの監督になることはないんだ」と断言。エリック・トヒル会長とロベルト・マンチーニ監督による現体制への信頼を口にした。

「インテルにはプロジェクトがある。トヒルとマンチーニのね。私は、彼らの考えを全面的に支持したい。会長と監督が素晴らしい成功を収めることを願っている。再びインテルが笑うところを見たい。明日の試合は、インテルの勝利でみんなが笑顔になれたら素晴らしい」