18日、中国から韓国に22年ぶりにパンダ2頭が贈られることが決まったが、韓国のネットユーザーからはこれを歓迎しないコメントが多数寄せられている。資料写真。

写真拡大

2016年2月18日、韓国・ファイナンシャルニュースなどによると、このほど韓国に中国からパンダ2頭が贈られることが決まった。韓国にパンダがやって来るのは22年ぶりで、4月から竜仁市の複合レジャー施設・エバーランドで一般公開される予定だ。

【その他の写真】

今回贈られるのは3歳のオスと2歳のメス。14年7月の中韓首脳会談で、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が「韓国にパンダを贈る」とした約束が果たされる。しかしこの「プレゼント」、所有権は韓国に移らず、15年の期限付きの貸し出しだ。借用期間中、エバーランドは「パンダ保護基金」の名目で毎年100万ドル(約1億1300万円)を中国側に支払うことになっている。

しかし、エバーランドを運営するサムスン物産のパンダへの期待は高い。リゾート事業部の幹部は「パンダ効果で、今年の入場客は30万人増えると見込んでいる」とし、中国からの観光客も「昨年対比で50%以上増加するものと期待している」と語っている。

韓国には、1994年の中国との国交正常化の際にも中国からオスとメスのパンダが寄贈されたが、間もなく韓国を襲ったアジア通貨危機の影響で飼育費の負担が重くなり、当初の予定を早め98年に中国に返還されている。

一方、韓国のネットユーザーから寄せられたコメントには、パンダを歓迎する声は少ない。

「毎年100万ドルとは、このパンダ、最高の運勢だね」
「貸すだけなのにプレゼント?普通、プレゼントって無料では?」
「年間100万ドルなんて、まるで金食いパンダだ」
「そもそも中国にパンダがいるのに、これで中国人観光客が増えるという予測はおかしい」

「子どもを産んだらまた余計に払うことになるのかな」
「別に見たくもないから送り返して。それに、韓国にサードミサイルを配備したら、中国はパンダを返せと言ってくるに決まってる」
「中国人のおかげでパンダも見たくなくなったよ。こんなことにお金を使ってないで、恵まれない人を助けるべきだ」

「最先端武器でもなく、いなくても困らないパンダを、お金を出してまで借りて感謝しなければならないというこの皮肉…」
「韓国の施設なら、パンダなんかよりツキノワグマを見せるべき!」
「しかしパンダもかわいそうだね。人のせいで貸し出されるなんて」
「これはパンダン(韓国語:判断)ミス」(翻訳・編集/吉金)