19日、韓国メディアによると、今月15日に他界した韓国の元慰安婦を追悼するための焼香所を設ける際、韓国警察が「嫌悪感を与える可能性がある」との理由で撤去を求めていたことが分かった。写真はソウル日本大使館前の慰安婦像。

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2016年2月19日、韓国・ソウル新聞によると、今月15日に他界した韓国の元慰安婦を追悼するための焼香所を設ける際、韓国警察が「嫌悪感を与える可能性がある」との理由で撤去を求めていたことが分かった。

「日韓慰安婦合意無効のための大学生対策委員会」は18日、「慰安婦少女像があるソウルの日本大使館前に16日、チェさんを追悼するための焼香所を設けようとしたところ、『嫌悪感や不快感を与える可能性がある』との理由で警察官に撤去を求められ、議論となった」と明らかにした。警察官は「人々に嫌悪施設として映る恐れがあるため、焼香所を撤去する。ろうそくや線香がなければ大丈夫」などと述べたという。同委員会が焼香所を設置した後に委員会内で話し合うことを決め、その場は収まったが、同委員会はその後、フェイスブックを通し、「元慰安婦の人生を考え、哀悼の意を表し、冥福を祈ることがなぜ嫌悪感を与えるのか理解できない」と反発した。

これを見たネットユーザーらから批判が相次ぐと、警察関係者は17日、「焼香所は撤去しない」との立場を明らかにした。また、現場にいた警察官は、「無断で焼香所を設置しようとしていたため道路法違反に当たると伝えた。焼香所を棺(ひつぎ)と勘違いする人がいるかもしれないので、嫌悪感を与える恐れがあると話した」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーからの意見は警察官を批判するものが多く、「韓国人の発言とは思えない」「誰のことを心配しているの?まさか日本人ではないよね?」「韓国の警察官は日本人よりも日本人らしい」「国民の税金で生活しているなんて許せない」「警察官のその対応に嫌悪感を抱く」「元慰安婦がこの世からいなくなる日を待っているのは、日本政府だけではないようだ…」などのコメントが寄せられた。

また、「もう少し冷静になって警察官の説明を聞くべきだ。『元慰安婦の焼香所=嫌悪施設』と言ったわけではない」「日本大使館前ではなく大統領府の前に設置するべき」「過去をいつまでも引きずるのはよくない。同じことを繰り返さないことの方が大切」「警察に非はない。どんな時も法律は守って」といった声もあった。(翻訳・編集/堂本)