馬英九総統「前倒し辞任はしない」  任期満了まで3カ月/台湾

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(台北 19日 中央社)5月20日に退任する馬英九総統は18日、最後の1日まで張善政・行政院長(首相)と共に国政運営に当たると強調し、早期辞任を求める野党の立法委員(国会議員)らに反論した。

国民党は、先月16日に実施された総統選挙と立法委員選挙で惨敗。今月1日には民進党が初めて単独過半数を確保した立法院(国会)の新会期が始まったが、同党の蔡英文政権の発足は5月のため、国民党の馬政権との間にねじれ状態が生じている。

約4カ月間続く立法院と政権のねじれ状態をめぐっては、問題解決のためとして野党・時代力量の黄国昌主席が先月、馬総統に早期辞任を呼びかけていた。

また、18日付の自由時報によると、馬総統は3月末〜4月初旬に退任前最後の外遊を行う可能性があるという。民進党の立法委員からは「総統の卒業旅行でしかなく、税金の無駄遣いだ」などと批判の声が上がっている。

(温貴香、劉麗栄/編集:杉野浩司)