18日、中国で30年前に出版された書籍が、一人っ子政策廃止の時期をピタリと「予言」していたことがわかり、中国のネット上で話題になっている。写真は妊婦。

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2016年2月18日、中国で30年前に出版された書籍が、一人っ子政策廃止の時期をピタリと「予言」していたことがわかり、中国のネット上で話題になっている。

中国では昨年、一人っ子政策が完全に廃止され、二人目を認める「二人っ子政策」に移行したが、澎湃新聞によると、1985年6月に出版された書籍「人口縦横談」のなかに、その時期を言い当てたくだりがあるという。

同著は南京大学経済学部主任の杜聞貞(ドゥー・ウェンジェン)氏が著したもので、第8章「計画生育――わが国の基本国策」には、次のように記されている。

「わが国の未来100年の合理的な人口発展の流れは次のようなものになるはずだ。80年代から徐々に出生率の第一の変化が起きる。断固として二人以上の出生を根絶し、積極的に一人っ子の率を上げていく。2015年から出生率の第二の変化が起き、徐々に子どもを二人生むようになる」

この書籍の該当部分を写した写真がネット掲示板にアップされると、ネットユーザーからは「神だ」「今まで見たなかで一番すごい専門家だ」などと称賛の声があがった。一方で、「研究からだいたいの時期を予測しただけで、一致したのはたまたま」といった見方もあったという。

なお、86歳になった杜氏本人は、「当時の経済と人口状況を基に、出産・育児と文化などの要素から予測した」とし、詳しい研究内容については覚えていないものの、結果的に予測が的中したことについては喜びの言葉を口にしているという。(翻訳・編集/北田)