18日、韓国が北朝鮮への制裁として開城工業団地の稼働中断を決定したが、北朝鮮側は04年の工団稼働当初から閉鎖を念頭に動いていた疑いが強まっている。資料写真。

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2016年2月18日、韓国・KBSテレビによると、韓国が北朝鮮への制裁として開城工業団地の稼働中断を決定したが、北朝鮮側は04年の工団稼働当初から閉鎖を念頭に動いていた疑いが強まっている。韓国の技術を習得した後に、資産を丸ごと奪う計画だったというのだ。

KBSが入手した06年当時の北朝鮮の「事業計画書」によると、北朝鮮の労働者には、「敵である南韓(韓国)の技術を速やかに習得し、自主運営できる能力を身に付ける」よう指示がなされている。合わせて、工団への韓国からの入居企業には北朝鮮が監視要員を常駐させていたことも判明した。

韓国政府は、北朝鮮が国際社会の度重なる警告にもかかわらず4回目の核実験とミサイル発射を強行したことに対抗、10日、これまで「経済制裁の例外」としてきた開城工団での南北協力事業中断を決めた。北朝鮮はこれに対し、入居企業を韓国側に即刻追放、工団地域を軍事統制地域として定めた。

これについて、韓国のネットユーザーからは5000件を超えるコメントが寄せられている。

「敵に先進技術を教えてあげてたってことか」
「これが事実だとしたら実にショッキングだ。ちゃんと確認して、事実だったら関係者を処罰すべき」
「北朝鮮をピュアな発想で甘くみるのは間違い。『太陽政策』で日の光で照らしてあげたって北朝鮮は変わらないよ」

「敵を支援してあげる国がどこにある?」
「お金もあげて技術もあげて、どう考えても利敵行為だ」
「最初から完全にもてあそばれてたってこと?あんな人たちに?」
「北朝鮮と同じ言葉を使っていること自体が恥辱であり汚らしい」

「(稼働)再開はあり得ないな。もう没収されたも同じだし」
「共産国家に投資しておいて、いつか没収されるかもと考えなかったこと自体がおかしい」
「予想されたことではあるけど、韓国のあまりのピュアさにつけ込まれたね」(翻訳・編集/吉金)