ミュート(音声なし)再生を意識した動画コンテンツ企画がますます重要に!動画広告に「字幕」を付けて視聴時間を伸ばす

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Facebookによると、多くのFacebookモバイルユーザーが音を消した状態でフィードを閲覧しており、フィード内の動画広告から予期せず音が出ると、80%のユーザーが広告主とFacebookの双方に対してネガティブな反応を示すことが明らかになっているそうです。

加えて、今年1月の最新調査では、動画広告に字幕を付けた場合、平均で12%も動画視聴継続時間が伸びたようです。

これらの結果を受け、Facebookは自動的に字幕を生成する新機能をローンチすることを発表しました。従来は、動画そのものに字幕を入れるか、字幕用のファイルをアップロードする必要がありましたが、この新機能を使えば、自動的に字幕が生成され、出稿者は広告作成ツール内で簡単に字幕の編集・保存ができるとのことです。

この新機能は米英語のみを対象言語とし、まずは米国およびカナダの広告主に提供されるとのことです。

▽A&W Canada社の動画では自動キャプション機能を使ったことで視聴時間が25%長くなった
 (再生後に「CC」ボタンを押すと字幕が表示されます)

All our chicken is raised without the use of antibiotics, even the chicken in our new Chicken Buddy Burger!

Posted by A&W Canada on 2016年1月11日

ミュート再生でも訴求力のある動画コンテンツとは?

日本でFacebook動画広告に字幕を入れるには従来の方法のみとなりますが、動画広告へのエンゲージメントを高める上で、ミュート再生でもメッセージが正しく伝わるコンテンツ企画や字幕は重要な要素になっていることは間違いなさそうです。

しかし、ある調査ではFacebook動画広告の41%は、音声がないと意味が伝わらないことも明らかになっています。これではせっかく動画広告を配信しても効果は期待できません。企業はどのような対策がとれるでしょうか?

そのヒントとして、ヘアケア製品を展開するSunsilkの事例が紹介されています。同ブランドは、ブラジルでの若年女性ファンの獲得を目的に、ヘアスタイリングのハウツー動画36本をFacebookで配信。その際、動画の冒頭で「夜のお出かけのヘアスタイルが見つからない?」などの問いかけで注意を引いた上で、オーバーレイテキストを入れながらスタイリング方法を紹介するという工夫をしたところ、ブランド認知度が7ポイント、ブランド好意度が7.5ポイント上昇したそうです。動画視聴時間も平均21秒を記録しています。
(※実際の動画はコチラでご覧いただけます。)

なお、YouTubeでは直感的に字幕を挿入できる機能をすでに備えており、既存のYouTube動画でも簡単に字幕を追加することができます。作業自体が一手間であることは間違いありませんが、その一手間があとで大きな差をもたらすかもしれません。

そして現在企画中の動画コンテンツや動画広告がミュート再生でも成立するか否か、今一度見直してみてはいかがでしょうか。